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女性天皇でなく旧宮家の男子を 国士舘大学特任教授・日本大学名誉教授・百地章

女性天皇でなく旧宮家の男子を 国士舘大学特任教授・日本大学名誉教授・百地章
2019.6.11

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国士舘大特任教授、百地章氏(宮川浩和撮影)

 御代替わり後、初めての国賓であるトランプ米国大統領夫妻を迎えられた天皇、皇后両陛下の堂々たるお姿とお心配りを拝して、深い感銘と敬意を覚えた国民は少なくあるまい。

 お子さまに対する評判も良く、愛子天皇待望論も目につくようになった。

 ≪愛子天皇誕生は女系容認の道≫

 「皇統」は男系であり、10代8方の女性天皇も全て「男系」だ。それ故、男系である「愛子天皇」ならありえよう。しかし女性天皇はいずれもご在位中は配偶者を持たず、未婚か未亡人であった。しかも一時的例外的存在であった。果たして、そのような厳しい条件を付けてまで愛子天皇を実現すべきか。「ご在位中は未婚のままで」などといえば、それこそ「人権無視」の非難が沸き起こるだろう。また男子の皇位継承権者がおられるのだから、敢(あ)えて女性天皇を実現する必然性はない。

 国会は平成29年6月、全会一致で「退位特例法」を制定し、次の天皇は皇嗣秋篠宮殿下であることを決定した。また皇室典範は改正しなかったから、その次は悠仁親王ということになる。

 にもかかわらず、同じ国会がわずか2年しかたたない内にその決定を覆し、「愛子天皇」を実現させることなどあり得まい。

 それ以上の難問は、「愛子天皇」の誕生は女系天皇の容認につながる恐れがあることだ。もしご在位中に民間人と結婚されお子さまが誕生すれば、「女系皇族」さらに「女系天皇」につながる可能性がある。そうなれば、先に本欄で述べたように(「皇位の安定的継承は男系が前提」2月4日)、「皇室の伝統」を破壊するだけではなく、憲法違反の疑いさえ出てくる。

 ≪女系論者の意図的旧宮家隠し≫

 最近の各種世論調査では、女性・女系天皇支持の国民は7割前後ある。その大きな理由の一つは、女性・女系天皇推進論者たちの巧妙な「旧宮家」隠しにあると思われる。

 平成17年、わずか10カ月17回の会合だけで「女性宮家」「女系天皇」容認の結論を下した政府の有識者会議報告書は次のようにいう。「旧皇族は既に60年近く一般国民として過ごしており、今上天皇との共通の祖先は約600年前の室町時代までさかのぼる遠い血筋の方々」だから国民が受け入れるはずがない。

 こう述べただけで、旧宮家を対象外とした。その後、女系容認論者たちが常套(じょうとう)句として用いたのがこの「600年前に分家」と「60年も民間人」であった。

 こうして、旧宮家を排除した上で現在の皇室だけ眺めれば、女性宮家や女系天皇もやむなしと国民が考えても不思議はなかろう。

 ≪旧宮家と皇室は緊密な関係に≫

 しかし、旧宮家や皇室との緊密な関係を詳しく説明すれば、「男系」を維持し「皇位の安定的継承を確保する」最適な方法があることを国民は理解するはずである。

 先の敗戦と連合国による占領下に「皇籍離脱」を強制された旧11宮家の方々は、いずれも伏見宮家の家系に属する。伏見宮家は室町時代の初め、北朝・崇光天皇の第一皇子、栄仁(よしひと)親王によって創設された600年以上の歴史を誇る宮家である。そして歴代当主は、その時々の天皇の猶子(ゆうし)(名目的養子)として親王に任ぜられ、常に皇位継承権を有した。

 第4代の彦仁王は称光天皇の猶子として第102代後花園天皇となられ(現皇室もその血を引く)、幕末にも第19代貞敬(さだゆき)親王が天皇の候補に挙げられたことがある。それ故、皇室と伏見宮家は常に密接な関係を保ってきたことが分かるし、現行憲法下でも昭和22年10月まで皇族として皇位継承権を有した。

 また、旧宮家の方々は皇籍離脱後も皇室と親密な交流があり、当主を中心とした菊栄親睦会や皇室の慶弔事を通じて緊密な関係を保っている。

 血筋からいっても現皇室と旧宮家の方々の多くは親戚(しんせき)関係にあり、若い男子が8人もいる。例えば、明治と昭和の両天皇の内親王が嫁された東久邇家の当主は天皇陛下と従兄弟(いとこ)に当たり、久邇家の当主と上皇陛下も従兄弟関係にある。その東久邇家には悠仁親王と同年代のお孫さんが4人、久邇家にも10歳未満のお孫さんが1人おられる。また竹田家には明治天皇の内親王が嫁されているが、同家にも10歳未満のお子さんが1人、賀陽家も久邇家から分かれてできた家だが、20歳代前半の方が2人おられる。

 しかも、男系維持の重要性を強く自覚している方々も少なくないと聞くし、その確証もある。

 それ故、皇室典範特例法によって若いふさわしい方を皇族に迎え、将来、いくつかの宮家の当主となっていただけば、悠仁天皇を支える盤石な体制ができよう。

 5月21日のBSフジ「プライムニュース」で、衛藤晟一首相補佐官が「旧宮家を」と発言したところ、野田佳彦前首相は「リアリティー」がないと応じたが、十分現実味はあるのではなかろうか。(ももち あきら)

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■憲法改正の早期実現を求める国会議員署名について

賛同国会議員441名(10月18日現在)

■憲法改正の早期実現を求める意見書採択について

地方議会にて36都府県 /59市区町村

■石川、熊本、愛媛、千葉、香川、富山、兵庫、鹿児島、群馬、栃木、岡山、大分、宮城、山形、高知、佐賀、埼玉、山口、長崎、宮崎、和歌山、岐阜、神奈川、大阪、福井、京都、茨城、東京、徳島、静岡、新潟、秋田、山梨、福岡、滋賀、長野

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コメント

見極める方法

今の時代、遺伝子検査が進歩している。
旧宮家と言っても、単なる血筋だから!では国民の納得は得られまい。
当たり前のことだから、お判りでしょうがね。
遺伝子検査による公表をしないと、信用ならないですよね。
どこの時代のどの天皇の遺伝子を受け継いでいたらいいのでしょうか?
そこからも問題ですよね。
何せ「男子一系」を謳っているのですから、遺伝子は脈々と受け継がれているはず!
「天皇陛下のお子様です」と言って側室が別の男の子をはらんだ!
てこともあり得るかもしれない、言ったもん勝ちな「遺伝子検査の無い時代」
が長々と続いていたのですから、慎重には慎重を期して人選しないといけませんね。
科学が発達した今!
家柄だけで、血がつながっている!っていう時代ではないのが、頭が痛い時代になりましたね。

No title

天皇家につながらない遺伝子なら、いくら旧宮家と言っても後は継げないのは当たり前のこと。
「男子一系」を唱えている人たちも、そこんところは分かっておられるはずですよね。
sesyuu様がご心配されているような、
旧宮家だったら誰でもいい、ということはないと思いますよ。
しっかり、検査後の人間しか旧宮家とは言えないでしょう。
まずは、表に出ている竹田家の人たちが、本当に血縁関係があるかどうかを調べてみてはいかがでしょうか。


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日本会議地方議員連盟

  • Author:日本会議地方議員連盟
  •  日本会議(会長 三好達元最高裁長官)は、平成9年5月、各界代表や都道府県代表が参加して設立されました。元気で誇りある国づくりをめざして、超党派の国会議員懇談会(会長 平沼赳夫前経済産業大臣)の皆さんとともに全国で国民運動を推進しています。

     このたび、日本会議に所属する全国の地方議員が連携し、地方議会から「誇りある国づくり」を発信するため日本会議地方議員連盟を設立しました。(平成17年3月6日)

     議員連盟では、外交、防衛、教育、文化などの国の根幹に関わる基本問題に連携してとりくむネットワーク作りを進め、「憲法・教基法」の改正をめざします。

     議員会員(年間1万円)には、会員専用サイトを設け、国会の動き、時局問題に対する見解、全国地方議会の動きなど国民運動情報を提供します。
    皆さんどうぞご入会ください。

    入会はこちらから

     ●日本会議地方議員連盟へのご入会の案内20070112155311.jpg

    ■設立趣意書

     戦後わが国は、日本の弱体化を企図した占領政策の桎梏から抜け出せないまま、外交、防衛、教育、文化などの国の根幹にかかわる基本問題について、多くの病弊を抱えたまま今日に至っている。

     近年、新教育基本法の制定、国民投票法案の成立、さらには防衛賞昇格など、戦後体制を脱却する動きは注目すべきである。しかしながら、その潮流はまだ大きなものとはなっていない。

     この時にあたり、今こそ発言し行動する真正保守の結集が問われている。ここに志しある地方議員は「誇りある国づくり」をめざす日本会議と連携し、地方議会よりその動きを起こし、日本の国柄に基づく新憲法制定へ向け日本会議首都圏地方議員懇談会を設立する。

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        (平成十九年十月六日)

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    2、わが国の国柄に基づいた「新憲法」「新教育基本法」を提唱し、この制定をめざす。

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