
第11管区海上保安本部(那覇市)によると、2日午前9時20分ごろ、沖縄県石垣市の北約330キロメートルの海上で中国船籍の船が転覆し、7人が漂流しているのを海保の航空機が発見した。救助のため巡視船が現場に向かっている。
海保によると、同日午前8時50分ごろ、石垣島の北方で遭難警報を受信したため、那覇航空基地所属の航空機が捜索したところ、転覆した船と、浮具にしがみついている7人を見つけた。
中国からの情報では、船は漁船で、10人が乗船しているとみられる。海保の巡視船3隻が向かっており、午後8時以降に現場に到着する見通しだ。
現場周辺は悪天候で、北の風15メートル、波の高さは2メートル。