朝日新聞珊瑚記事捏造事件
朝日新聞珊瑚記事捏造事件は、1989年(平成元年)4月20日に沖縄県西表島に於いて、朝日新聞社カメラマン本田嘉郎が、自作自演で珊瑚に落書きによる傷をつけ、その写真をもとに新聞記事を捏造した虚報事件である。
朝日新聞(東京本社版[注釈 1])は、1989年(平成元年)4月20日夕刊1面の連載企画「写'89『地球は何色?』」で、高さ4メートル、周囲20メートルという世界最大級のアザミサンゴに「落書きがあることを発見した」として、6段抜きのカラー写真と共に、以下の記事を掲載した。

https://youtu.be/BqDLQjRR84A
「サンゴ汚したK・Yってだれだ」
これは一体なんのつもりだろう。沖縄・八重山群島西表島の西端、崎山湾へ、長径八メートルという巨大なアザミサンゴを撮影に行った私たちの同僚は、この「K・Y」のイニシャルを見つけたとき、しばし言葉を失った。
巨大サンゴの発見は、七年前。水深一五メートルのなだらかな斜面に、おわんを伏せたような形。高さ四メートル、周囲は二十メートルもあって、世界最大とギネスブックも認め、環境庁はその翌年、周辺を、人の手を加えてはならない海洋初の「自然環境保全区域」と「海中特別地区」に指定した。
たちまち有名になったことが、巨大サンゴを無残な姿にした。島を訪れるダイバーは年間三千人にも膨れあがって、よく見るとサンゴは、水中ナイフの傷やら、空気ボンベがぶつかった跡やらで、もはや満身傷だらけ。それもたやすく消えない傷なのだ。
日本人は、落書きにかけては今や世界に冠たる民族かもしれない。だけどこれは、将来の人たちが見たら、八〇年代日本人の記念碑になるに違いない。百年単位で育ってきたものを、瞬時に傷つけて恥じない、精神の貧しさの、すさんだ心の……。
にしても、一体「K・Y」ってだれだ。
— 「写'89 『地球は何色?』」『朝日新聞』、1989年4月20日、東京夕刊、1面。
ダイビング組合が調査に乗り出す
記事掲載後、地元の沖縄県竹富町ダイビング組合のダイバーたちも海に潜ってサンゴに書かれた落書きを確認した。しかし、誰も記事掲載前に落書きを見たことが無かった[3]。
ダイビング組合は、サンゴに傷をつけたのは朝日の記者以外に考えられないとして、4月27日、本田に電話をして直接問い質したが、「そんなことするはずはない」と否定された。その後、東京本社の代表番号に電話したが、応対した男性は「朝日に限ってそんなことはない」「文書にして出してくれ」と、まともに取り合わなかった[3]。
「古傷をなぞったものだ」と主張
4月28日、当該記事が西表島で問題になっていることが東京本社の写真部長やデスクも知る所となり、二人は本田に事情を尋ねた。本田は「サンゴにあった古い「K・Y」の落書きのほこりを払い、手袋をはめた手でなぞった」と説明した。
写真部長はデスクに対し、本当に古い落書きがあったかどうか、現地に行って確認するように指示した。しかしデスクは、ゴールデンウイーク中を理由に、5月7日に赴くこととした。
5月7日、ダイビング組合は訪れたデスクに対し、「傷は前からあったものではなく、本田の行為によるものと考えられる」と主張し、紙面で明らかにするよう求めた。だが朝日はダイビング組合などに対して本田の説明通りに「古傷をなぞったものだ」として検証を行わなかった。
これら一連の情報を得たテレビ局などのマスコミ数社が取材を開始。環境庁なども問題視し始めた。すると編集局長は13日、事実関係の再調査を命じた[4]。
5月15日、改めて本田に対して聴取が行われた。本田は当初「指でなぞっただけ」との説明を翻し、「初めはゴム手袋でこすったが、後でストロボの柄の根っこで落書きの跡をこすり、写真のような状態にした」と、認め始めた[4]。
竹富町ダイビング組合の経過報告書
1989年(平成元年)5月15日に公表された、竹富町ダイビング組合による事件の経過報告書は以下の通りである。
アザミサンゴ落書事件経過報告書
2年前に、西表島の崎山のアザミサンゴに落書きされたことがあった。これは後からの調査によると、現地のダイビングサービスを使わないダイバーが、自分たちだけで地元の船を傭船して潜り、傷を付けていたことがほぼ間違いないことが判った。
朝日新聞東京本社写真部の本田カメラマンは、かつて自らこの時のアザミサンゴの傷を見ており、ダイバーのモラルに警鐘を鳴らしたいと考えて、1989年4月10日に朝日新聞西部本社の村野記者と2人で、西表島に来た。
4月11日、午前中にダイビングチーム「うなりざき」の下田(一司氏)のガイドで、アザミサンゴに潜り、3名で、傷を捜すために丹念に調べたにもかかわらず、作為的な傷らしい傷は見つけ出すことが出来なかった。ただ、今回問題になっているアザミサンゴとは別の、少し離れたところにある小さいアザミサンゴには「Y」らしき文字が確認された。
この潜水の後、本田カメラマンは、「これじゃ写真にならない」と下田に話しており、傷が残っているかも知れないと思ってガイドした下田は、自分の記憶違いを詫びた。(中略)4月11日の午後、下田は、なにかしらの傷跡をなぞり、写真を撮りたいという彼らをもういちどアザミサンゴのポイントまで連れて行く。
このとき下田は、サンゴのポリプは軽く触れるだけでも一時的に白くなるので、その程度のことだろうと思っていた。(中略)下田は、アザミサンゴまで一緒に連れていったが、午前中にも一度一緒に潜っているので、先にボートに戻っていた。
潜水終了後、特に新たな傷の発見があったと言う話は無かった。
4月12日午前。この日は、ヨナラ水道に行く予定であったが、本田カメラマンらが急遽、もう一度アザミサンゴに潜りたいと言うので、再び二人だけで潜り、下田は船上でワッチをしていた。この潜水終了後も、新たな傷の発見及びそれを撮影したことについて、話はなかった。
このとき、ユースダイビングの関(暢策氏)が、ダイバーを連れて潜っており、撮影中の本田、村野両氏を目撃している。そして撮影直後のアザミサンゴに近づくと、問題の「K・Y」の文字と削られたばかりの白いサンゴの破片が落ちていたことも確認している。
そしてこの12日の午前のダイビングを最後に本田、村野両氏は西表島をたった。2日間で計3回のダイビングをしたのである。
4月20日に矢野(維幾氏)が、21日に笠井(雅夫氏)がそれぞれアザミサンゴの傷を確認。と同時に二人のもとに東京の知人から、朝日新聞の記事についてつぎつぎと電話で連絡が入る。
4月26日、竹富町ダイビング組合として、事態の真相究明に動きだす。
ボートを使わなければ潜ることの出来ないポイントなので、4月11日と12日の両日にこのポイントに行くことの出来る各サービスの動向を調べた。というのも、11日の午前中に、傷を捜す目的で潜ったにもかかわらず、落書が見つからなかったからである。
(中略=十四あるダイビングサービスの両日の行動を記録)以上のような状況から、アザミサンゴの「K・Y」という文字は、朝日新聞社の本田、村野両氏による自作自演である疑いが非常に濃厚になったため、4月27日夕方、下田が東京本社の本田カメラマンに問い合わせの電話をするが、本人に笑って否定された。
同日夜、笠井がもう一度電話をしたが丁重に尋ねたにもかかわらず、窓口の人間が「朝日にかぎって絶対そんなことはない」と非常に乱暴な対応をした[注釈 2]。
更にその後、そもそも最初に朝日新聞社の2人を下田に紹介した東海大学西表分室職員の河野氏が矢野からの要請を受けて、本田カメラマンに連絡を取ると、「自分がやりました。今すぐにでも西表に行って、あやまりたい」という内容のことを告白した。
4月28日夜、笠井が本田カメラマンの告白内容を確認するために、東京本社にもう一度電話を入れたところ、写真部次長の福永氏の知るところになり、チケットの取れるゴールデンウィーク明けに事情を確かめるためにも、来島するという事になった。
5月7日、福永氏一人で来島。竹富町ダイビング組合の代表として、下田、矢野、笠井が状況を説明する。福永氏は、本田カメラマンからの報告として、傷跡に泥が被っていたので、その泥のようなものを手で拭って、指でなぞったと聞いていた。
竹富町ダイビング組合としては、その反証として、
11日の午前中に、下田を含めて3人が傷を捜す目的で潜水したのにもかかわらず、それらしき形跡も発見できなかった。
「K・Y」という文字は、アザミサンゴのもっとも目立つところにあり、しかもポリプの一番きれいなところにつけられているので、どんなに考えてみても傷らしき物があれば見逃すはずが無いこと。
このポイントは泥などなく、潮通しもよく、さらに傷自体が垂直に近い角度の場所に付けられているので、泥のようなものが被ると言うことは、まず考えられない。
傷自体が非常に大きく、かつ深いので、(文字のひとつの大きさが、約15cm四方。線の幅が2cmから3cm。深さは完全にポリプを削り落として下の石灰質まで達していて約2cmはある)ゴム手袋をした指で擦った程度でつくものではないこと。
等を説明したが、当事者がいないままでの話し合いには限界があるので、明くる日の8日に、本田、村野両氏に西表島に来てもらうことと、4月11日、12日の両日に撮影したフィルムを持ってきてもらうことをお願いした。
5月8日、(中略)朝日新聞社からは福永氏と本田カメラマンの2名、竹富町ダイビング組合からは昨日と同じく、下田、矢野、笠井の3名で状況の確認をすることになった。本田カメラマンは「じくじたる思いです」「今思えばどうしてなのかわからない」と発言しているにもかかわらず、最後まで「うっすらと自分には文字と見えた傷跡をゴム手袋をした指で擦っただけである」と主張したままであった。
竹富町ダイビング組合からの、
指でアザミサンゴのポリプを削り落として、下の石灰質まで傷つけることは不可能である。 という主張と、
指でなぞる前に、元にあったという文字らしき傷を、どうしてベテランカメラマンが撮影しなかったのか?
という疑問には、ついに答えてもらえずじまいであった。
そしてさらに、新聞記事の内容と本田カメラマンも認めている状況と照らし合わせてみると、事実とは異なり、明らかに作為的な表現内容の文章がいくつか見受けられるのであった。
それは、「K・Yのイニシャルを見つけたとき、しばし言葉を失った」や「よく見るとサンゴは水中ナイフの傷やら、空気ボンベがぶつかった跡やらで、もはや満身傷だらけ」という表現である。
一番最初のダイビングでは、本田カメラマンも認めているとおり、下田を含めて3名で丹念に傷を捜したが、それらしき傷はなかったのである。
にもかかわらず、こういった表現が用いられていること自体、作為的であるということが、ありありと伺えるのではないだろうか。(中略)
そもそも、竹富町ダイビング組合が発足した理由の一つとして、「ダイビングポイント及びその周辺の海洋観光資源の保護」がある。(組合規約、第2章の4条の4)アザミサンゴにも乗らないように、あるいはフィンやタンクで傷つけないようにとブリーフィングをしてからガイドをしてきた。新聞記事の内容とは正反対に、訪れる一般ダイバーのマナーも良く、それに応えてくれていた。
そのかいあって、かつてあった傷跡も再生しきれいになっていた矢先の出来事であっただけに、朝日新聞社の自らの手で作り上げた事実と異なる報道に対して、非常に憤りを覚える次第である。
— 1989年5月15日 竹富町ダイビング組合
朝日新聞(東京本社版[注釈 1])は、1989年(平成元年)4月20日夕刊1面の連載企画「写'89『地球は何色?』」で、高さ4メートル、周囲20メートルという世界最大級のアザミサンゴに「落書きがあることを発見した」として、6段抜きのカラー写真と共に、以下の記事を掲載した。

https://youtu.be/BqDLQjRR84A
「サンゴ汚したK・Yってだれだ」
これは一体なんのつもりだろう。沖縄・八重山群島西表島の西端、崎山湾へ、長径八メートルという巨大なアザミサンゴを撮影に行った私たちの同僚は、この「K・Y」のイニシャルを見つけたとき、しばし言葉を失った。
巨大サンゴの発見は、七年前。水深一五メートルのなだらかな斜面に、おわんを伏せたような形。高さ四メートル、周囲は二十メートルもあって、世界最大とギネスブックも認め、環境庁はその翌年、周辺を、人の手を加えてはならない海洋初の「自然環境保全区域」と「海中特別地区」に指定した。
たちまち有名になったことが、巨大サンゴを無残な姿にした。島を訪れるダイバーは年間三千人にも膨れあがって、よく見るとサンゴは、水中ナイフの傷やら、空気ボンベがぶつかった跡やらで、もはや満身傷だらけ。それもたやすく消えない傷なのだ。
日本人は、落書きにかけては今や世界に冠たる民族かもしれない。だけどこれは、将来の人たちが見たら、八〇年代日本人の記念碑になるに違いない。百年単位で育ってきたものを、瞬時に傷つけて恥じない、精神の貧しさの、すさんだ心の……。
にしても、一体「K・Y」ってだれだ。
— 「写'89 『地球は何色?』」『朝日新聞』、1989年4月20日、東京夕刊、1面。
ダイビング組合が調査に乗り出す
記事掲載後、地元の沖縄県竹富町ダイビング組合のダイバーたちも海に潜ってサンゴに書かれた落書きを確認した。しかし、誰も記事掲載前に落書きを見たことが無かった[3]。
ダイビング組合は、サンゴに傷をつけたのは朝日の記者以外に考えられないとして、4月27日、本田に電話をして直接問い質したが、「そんなことするはずはない」と否定された。その後、東京本社の代表番号に電話したが、応対した男性は「朝日に限ってそんなことはない」「文書にして出してくれ」と、まともに取り合わなかった[3]。
「古傷をなぞったものだ」と主張
4月28日、当該記事が西表島で問題になっていることが東京本社の写真部長やデスクも知る所となり、二人は本田に事情を尋ねた。本田は「サンゴにあった古い「K・Y」の落書きのほこりを払い、手袋をはめた手でなぞった」と説明した。
写真部長はデスクに対し、本当に古い落書きがあったかどうか、現地に行って確認するように指示した。しかしデスクは、ゴールデンウイーク中を理由に、5月7日に赴くこととした。
5月7日、ダイビング組合は訪れたデスクに対し、「傷は前からあったものではなく、本田の行為によるものと考えられる」と主張し、紙面で明らかにするよう求めた。だが朝日はダイビング組合などに対して本田の説明通りに「古傷をなぞったものだ」として検証を行わなかった。
これら一連の情報を得たテレビ局などのマスコミ数社が取材を開始。環境庁なども問題視し始めた。すると編集局長は13日、事実関係の再調査を命じた[4]。
5月15日、改めて本田に対して聴取が行われた。本田は当初「指でなぞっただけ」との説明を翻し、「初めはゴム手袋でこすったが、後でストロボの柄の根っこで落書きの跡をこすり、写真のような状態にした」と、認め始めた[4]。
竹富町ダイビング組合の経過報告書
1989年(平成元年)5月15日に公表された、竹富町ダイビング組合による事件の経過報告書は以下の通りである。
アザミサンゴ落書事件経過報告書
2年前に、西表島の崎山のアザミサンゴに落書きされたことがあった。これは後からの調査によると、現地のダイビングサービスを使わないダイバーが、自分たちだけで地元の船を傭船して潜り、傷を付けていたことがほぼ間違いないことが判った。
朝日新聞東京本社写真部の本田カメラマンは、かつて自らこの時のアザミサンゴの傷を見ており、ダイバーのモラルに警鐘を鳴らしたいと考えて、1989年4月10日に朝日新聞西部本社の村野記者と2人で、西表島に来た。
4月11日、午前中にダイビングチーム「うなりざき」の下田(一司氏)のガイドで、アザミサンゴに潜り、3名で、傷を捜すために丹念に調べたにもかかわらず、作為的な傷らしい傷は見つけ出すことが出来なかった。ただ、今回問題になっているアザミサンゴとは別の、少し離れたところにある小さいアザミサンゴには「Y」らしき文字が確認された。
この潜水の後、本田カメラマンは、「これじゃ写真にならない」と下田に話しており、傷が残っているかも知れないと思ってガイドした下田は、自分の記憶違いを詫びた。(中略)4月11日の午後、下田は、なにかしらの傷跡をなぞり、写真を撮りたいという彼らをもういちどアザミサンゴのポイントまで連れて行く。
このとき下田は、サンゴのポリプは軽く触れるだけでも一時的に白くなるので、その程度のことだろうと思っていた。(中略)下田は、アザミサンゴまで一緒に連れていったが、午前中にも一度一緒に潜っているので、先にボートに戻っていた。
潜水終了後、特に新たな傷の発見があったと言う話は無かった。
4月12日午前。この日は、ヨナラ水道に行く予定であったが、本田カメラマンらが急遽、もう一度アザミサンゴに潜りたいと言うので、再び二人だけで潜り、下田は船上でワッチをしていた。この潜水終了後も、新たな傷の発見及びそれを撮影したことについて、話はなかった。
このとき、ユースダイビングの関(暢策氏)が、ダイバーを連れて潜っており、撮影中の本田、村野両氏を目撃している。そして撮影直後のアザミサンゴに近づくと、問題の「K・Y」の文字と削られたばかりの白いサンゴの破片が落ちていたことも確認している。
そしてこの12日の午前のダイビングを最後に本田、村野両氏は西表島をたった。2日間で計3回のダイビングをしたのである。
4月20日に矢野(維幾氏)が、21日に笠井(雅夫氏)がそれぞれアザミサンゴの傷を確認。と同時に二人のもとに東京の知人から、朝日新聞の記事についてつぎつぎと電話で連絡が入る。
4月26日、竹富町ダイビング組合として、事態の真相究明に動きだす。
ボートを使わなければ潜ることの出来ないポイントなので、4月11日と12日の両日にこのポイントに行くことの出来る各サービスの動向を調べた。というのも、11日の午前中に、傷を捜す目的で潜ったにもかかわらず、落書が見つからなかったからである。
(中略=十四あるダイビングサービスの両日の行動を記録)以上のような状況から、アザミサンゴの「K・Y」という文字は、朝日新聞社の本田、村野両氏による自作自演である疑いが非常に濃厚になったため、4月27日夕方、下田が東京本社の本田カメラマンに問い合わせの電話をするが、本人に笑って否定された。
同日夜、笠井がもう一度電話をしたが丁重に尋ねたにもかかわらず、窓口の人間が「朝日にかぎって絶対そんなことはない」と非常に乱暴な対応をした[注釈 2]。
更にその後、そもそも最初に朝日新聞社の2人を下田に紹介した東海大学西表分室職員の河野氏が矢野からの要請を受けて、本田カメラマンに連絡を取ると、「自分がやりました。今すぐにでも西表に行って、あやまりたい」という内容のことを告白した。
4月28日夜、笠井が本田カメラマンの告白内容を確認するために、東京本社にもう一度電話を入れたところ、写真部次長の福永氏の知るところになり、チケットの取れるゴールデンウィーク明けに事情を確かめるためにも、来島するという事になった。
5月7日、福永氏一人で来島。竹富町ダイビング組合の代表として、下田、矢野、笠井が状況を説明する。福永氏は、本田カメラマンからの報告として、傷跡に泥が被っていたので、その泥のようなものを手で拭って、指でなぞったと聞いていた。
竹富町ダイビング組合としては、その反証として、
11日の午前中に、下田を含めて3人が傷を捜す目的で潜水したのにもかかわらず、それらしき形跡も発見できなかった。
「K・Y」という文字は、アザミサンゴのもっとも目立つところにあり、しかもポリプの一番きれいなところにつけられているので、どんなに考えてみても傷らしき物があれば見逃すはずが無いこと。
このポイントは泥などなく、潮通しもよく、さらに傷自体が垂直に近い角度の場所に付けられているので、泥のようなものが被ると言うことは、まず考えられない。
傷自体が非常に大きく、かつ深いので、(文字のひとつの大きさが、約15cm四方。線の幅が2cmから3cm。深さは完全にポリプを削り落として下の石灰質まで達していて約2cmはある)ゴム手袋をした指で擦った程度でつくものではないこと。
等を説明したが、当事者がいないままでの話し合いには限界があるので、明くる日の8日に、本田、村野両氏に西表島に来てもらうことと、4月11日、12日の両日に撮影したフィルムを持ってきてもらうことをお願いした。
5月8日、(中略)朝日新聞社からは福永氏と本田カメラマンの2名、竹富町ダイビング組合からは昨日と同じく、下田、矢野、笠井の3名で状況の確認をすることになった。本田カメラマンは「じくじたる思いです」「今思えばどうしてなのかわからない」と発言しているにもかかわらず、最後まで「うっすらと自分には文字と見えた傷跡をゴム手袋をした指で擦っただけである」と主張したままであった。
竹富町ダイビング組合からの、
指でアザミサンゴのポリプを削り落として、下の石灰質まで傷つけることは不可能である。 という主張と、
指でなぞる前に、元にあったという文字らしき傷を、どうしてベテランカメラマンが撮影しなかったのか?
という疑問には、ついに答えてもらえずじまいであった。
そしてさらに、新聞記事の内容と本田カメラマンも認めている状況と照らし合わせてみると、事実とは異なり、明らかに作為的な表現内容の文章がいくつか見受けられるのであった。
それは、「K・Yのイニシャルを見つけたとき、しばし言葉を失った」や「よく見るとサンゴは水中ナイフの傷やら、空気ボンベがぶつかった跡やらで、もはや満身傷だらけ」という表現である。
一番最初のダイビングでは、本田カメラマンも認めているとおり、下田を含めて3名で丹念に傷を捜したが、それらしき傷はなかったのである。
にもかかわらず、こういった表現が用いられていること自体、作為的であるということが、ありありと伺えるのではないだろうか。(中略)
そもそも、竹富町ダイビング組合が発足した理由の一つとして、「ダイビングポイント及びその周辺の海洋観光資源の保護」がある。(組合規約、第2章の4条の4)アザミサンゴにも乗らないように、あるいはフィンやタンクで傷つけないようにとブリーフィングをしてからガイドをしてきた。新聞記事の内容とは正反対に、訪れる一般ダイバーのマナーも良く、それに応えてくれていた。
そのかいあって、かつてあった傷跡も再生しきれいになっていた矢先の出来事であっただけに、朝日新聞社の自らの手で作り上げた事実と異なる報道に対して、非常に憤りを覚える次第である。
— 1989年5月15日 竹富町ダイビング組合

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プロフィール
- Author:日本会議地方議員連盟
- 日本会議(会長 田久保忠衛・杏林大学名誉教授)は、平成9年5月、各界代表や都道府県代表が参加して設立されました。元気で誇りある国づくりをめざして、超党派の国会議員懇談会(会長 古屋圭司)の皆さんとともに全国で国民運動を推進しています。
このたび、日本会議に所属する全国の地方議員が連携し、地方議会から「誇りある国づくり」を発信するため日本会議地方議員連盟を設立しました。(平成17年3月6日)
議員連盟では、外交、防衛、教育、文化などの国の根幹に関わる基本問題に連携してとりくむネットワーク作りを進め、「憲法・教基法」の改正をめざします。
議員会員(年間1万円)には、会員専用サイトを設け、国会の動き、時局問題に対する見解、全国地方議会の動きなど国民運動情報を提供します。
皆さんどうぞご入会ください。
入会はこちらから
●日本会議地方議員連盟へのご入会の案内
■設立趣意書
戦後わが国は、日本の弱体化を企図した占領政策の桎梏から抜け出せないまま、外交、防衛、教育、文化などの国の根幹にかかわる基本問題について、多くの病弊を抱えたまま今日に至っている。
近年、新教育基本法の制定、国民投票法案の成立、さらには防衛賞昇格など、戦後体制を脱却する動きは注目すべきである。しかしながら、その潮流はまだ大きなものとはなっていない。
この時にあたり、今こそ発言し行動する真正保守の結集が問われている。ここに志しある地方議員は「誇りある国づくり」をめざす日本会議と連携し、地方議会よりその動きを起こし、日本の国柄に基づく新憲法制定へ向け日本会議首都圏地方議員懇談会を設立する。
全国の良識ある地方議員が我々の趣旨に賛同され、あまたの先人が築いてこられた、この祖国日本を再建するため、我々は、下記の基本方針を掲げて献身することを誓うものである。
(平成十九年十月六日)
〈基本方針〉
1、皇室を尊び、伝統文化を尊重し「誇りある日本」の国づくりをめざす。
2、わが国の国柄に基づいた「新憲法」「新教育基本法」を提唱し、この制定をめざす。
3、独立国家の主権と名誉を守る外交と安全保障を実現する。
4、祖国への誇りと愛情をもった青少年の健全育成へ向け、教育改革に取り組む。
私たちはめざします。
全国に3000名議員集団を!
「誇りある国づくり」を掲げ、皇室・憲法・防衛・教育等の課題に取り組みむ日本会議と連携し、地方議会を拠点に、次のような運動を推進します。
①改正された教育基本法に基づき、国旗国歌、日教組、偏向教科書問題など、教育改革に取り組みます。
②青少年の健全育成や、ジェンダーフリー思想から家族の絆を守る運動を推進します。
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緊急事態条項を求める意見書
■7府県
2政令指定都市
(令和4年5月4日)
■山口県、愛媛県、山梨県、熊本県、栃木県、神奈川県、大阪府
■川崎市・堺市
通称使用の拡充を求める意見書
■6府県
1政令指定都市
(令和4年5月4日現在)
■熊本県、福島県、栃木県、群馬県、石川県、長野県
■神戸市
憲法改正早期実現国会議員署名
■ 422名 (令和4年5月4日現在)
憲法改正の国会論議を求める意見書採択可決
地方議会にて43都道府県 /112市区町村(令和4年5月4日)
■石川、熊本、愛媛、千葉、香川、富山、兵庫、鹿児島、群馬、栃木、岡山、大分、宮城、山形、高知、佐賀、埼玉、山口、長崎、宮崎、和歌山、岐阜、神奈川、大阪、福井、京都、茨城、東京、徳島、静岡、新潟、秋田、山梨、福岡、滋賀、長野、福島、北海道、島根、鳥取、青森、奈良、広島
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辺野古移設賛同 地方議員署名
■現在署名数 1812名(231議会)
私たちのめざす 方針と活動
一、新教育基本法に基づいた教育改革と教科書採択を推進する
一、議場への国旗掲揚を推進し、地方から誇りある国づくりを提唱する
一、議会否定につながる自治基本条例を阻止し、議会活動を活性化する
一、ジェンダー思想を相対化する、家族の絆を守る運動を推進する
一、時局問題への対応を敏速に行う
一、研修会、講演会を開催し、会員相互の見識と親睦を深める
一、全国に3千名の地方議員ネットワークを形成する
…………………………………………………………………………
■【人権救済法案問題】
●人権侵害救済法案に反対する意見書案
※人権侵害救済法案の問題点について
…………………………………………………………………………
■【自治基本条例問題】
●議会否定につながる自治基本条例の阻止を
①自治基本条例の問題点について
②外国人に対する住民投票権の付与について
……………………………………………………………………………
■【議場の国旗掲揚推進】
●地方議会議場での国旗掲揚について
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■【外国人参政権問題】
●外国人参政権に反対する意見書採択について
①反対決議は362市町村議会(H22年9月1日現在)
②慎重議員署名4071名・535議会(同年9月1日現在)
③慎重首長署名568自治体(7県知事221市区340町村長・同年9月1日現在)
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