昨日(5月20日)、馬英九氏が台湾総統就任式が行われ、日本から平沼赳夫代議士、石原慎太郎都知事ら80名が駆けつけたが、馬氏は親日政策を掲げているらしいが、李登輝閣下とも慕いと聞く。
中国天安門広場事件の民主化運動の闘志で、昨年わが国に帰化した石 平氏は国民党が続けば、遅くとも、10年後には台湾は中国の一部となり、台湾海峡は中国軍に占拠されると断言した。
そのことは尖閣列島も中国の実質支配を意味し、沖縄をも射程に入れていると氏は熱熱に語った。
果たして、馬英九はいかなる人物であるのか。そしてその戦略は、そのためにも、李登輝閣下の今後の台湾情勢とわが国の対応を伺い、地方議員でできる交流を図りたいとの思いである。
日本会議国会議員懇談会会長の平沼赳夫氏は日華議連の会長であり、また、会長代行であり真・保守政策研究会会長の中川昭一氏は日台議連の会長であるが、日本会議地方議員連盟として、正式に李登輝閣下に表敬訪問する。
また、主な視察としては、台北市議会、台湾大学訪問。外交部日本事務会主催の夕食会には国会議員、各級議会議員との交流を企画している。
さらには、六士先生の墓参、八田與一ダム、飛虎将軍廟、高砂義勇隊碑などを視察し、先人の台湾でのご活躍を偲び、また高砂族の方々との交流を深めたいと思っている。
初日には、蔡焜燦ご夫妻との会食も企画している。
台湾視察後には、その一端をご紹介したいと思う。
関連で、「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 を転送します。
平成20年(2008年)5月21日(水曜日)
通巻第2193号 (5月20日発行)
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台湾新総統が就任式、日本から国会議員ら80名が参列
他方、野党になった民進党首は蔡英文女史(元副首相)が大勝
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5月20日の馬英九・台湾総統就任式には日本から平沼赳夫代議士、石原慎太郎都知事ら80名が駆けつけた。
さて野党に転落した民進党の、その後である。
総統選挙惨敗の責任をとって謝長廷は党主席の座を降りた。直後から新党首をめぐる党内選挙戦が苛烈に戦われてきた。
独立を鮮明にする派からは「台独大老」といわれる辜寛敏が老齢を押し切って出馬した。
辜は日本亡命時代に台湾独立派運動の長老として活躍したが、まさか、80歳代になっての党主席立候補は意外とも受け止められた。辜はリチャードクー氏の父親としても知られる。
しかし、めぼしい候補者がほかにいないのか?
これは党内事情からも、遊錫コン(元首相)が出馬をためらったため、独立を鮮明にする派閥を存続させる必要からの当て馬ではないか、とも言われた。
立候補は党内の独立派の存続と勢力拡大が目的でもあった。
一方、主流派からは蔡英文(元副首相、大陸委員会主任から立法委員を歴任)が出てきたが、これまた蘇貞昌(前首相)の身代わりと言われた。
彼女は母親の看病を理由に数年前に政界を引退するそぶりも見せたことがあった。
選挙終盤、もし辜が勝てば民進党は分裂し、新潮流派は党を割って出るという噂が流れた。
また架空の党員を増やし、辜寛敏に投票しない細工もなされたなどと様々な噂が飛び交ったが、結局、蔡英文が62%を得ての大勝となった。
党は暫時、新党首のもとで次の首長選挙に臨み、一党独大の国民党と次の選挙に備える。
女性党首は、次回総選挙前に出てくるであろう、本格派の蘇貞昌 vs 遊錫コン対決までの暫定執行部を形成することになるだろう、と観測されている。
私見によれば、蔡英文女史は才女 + なかなかの政治家である。
過去に二度ほどインタビューしたことがあるが、大陸との折衝や、主権問題に関して学者上がりだけに理論が整然としており、また礼儀正しい。
独立志向組には、そういうところが物足りないのかもしれない。
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