明るみとなった大阪教育委員会と労組の癒着の実態

~TBS系報道番組で明らかとなったヤミ専従の実態~

大阪の友人の情報によると

4月下旬の報道番組『VOICE』(TBS系)、同じく連休明けの報道番組『報道特集』(TBS系)において大阪市ヤミ専従問題が取扱われていたが、そのビデオが見る機会があった。

昨今、大阪市職員厚遇問題をきっかけにして、全国各自治体での退職金などにお手盛りをしたなど、逼迫した地方財政の中で公務員が厚遇されてる現状が明るみとなり、市民の怒りを買っている。

大阪市の場合はさらに酷くため息しか出て来なくなった。しかし、このままでは市民から総スカンを食らうことは目に見えている。

40年前の市長選挙の時代から、労使相乗りで特定の候補者を応援し、実際、その集票マシーンとなったのは労組であり、その専従者であったために、その瞬間から大阪市と労組(市労連)は決定的な癒着関係を持ってしまった。

つまり、大阪市は労組に何も言えなくなるという構造を作られてしまったのだ。

ビデオでは一人の公務員である管理作業員の1ヶ月にわたる出勤と帰宅状況を詳細に追っている。彼は学校作業員ということから、大阪市教育委員会の職員に当たる。

ところが毎日、職場である学校作業員事務所に通勤せずに、淀屋橋にある大阪市立学校職員組合の事務所に「通勤」している実態が明らかとなる。彼は組合の幹部であるという。

いわゆる組合の専従である場合には、大阪市教育委員会所管の仕事を一時休職するか年休をとって、その時間に組合活動をして、組合から給与をもらうことは許されるが、職場には行かないにもかかわらず、大阪市から給与をもらって、組合活動をすることは、明確な公務員の職務専念義務違反となり、明らかに違法なヤミ専従である。

記者達は、彼が組合事務所に入った同時刻に学校作業員事務所に訪ねたが、彼が来た形跡はなく、同時に事務所にいる者から約1年間は来ていないことを聞いたのであった。

その後、記者たちは大阪市教育委員会に赴き、この実態を教職員課長に尋ねると、言葉に詰まりながらもそのような事実はないと強弁した場面が映し出され、彼の出勤簿には本人がいないもかかわらず出勤の印鑑が押され、ところどころその上に斜線が引かれ、年休の印鑑が押されている場面が写っていた。

あのTBSがここまで追求すること自体、驚きであるが、職場に行かずに出勤されたことになっているという、詐欺まがいには誰でも納得はいくまい。

明らかに教育委員会の誰かが出勤をしたかのようにみせかけるために印鑑を押し、記者が取材に来る情報を察知したのか、あるいはあまり出勤の形ではまずいと思って年休扱いなしたのか、わからないが、組織ぐるみの犯罪であることは明白であった。

番組によると、この職員はこの1年間、出勤していないことを告白したという。ヤミ専従は詐欺であり、公文書偽造罪となる。ヤミ専従はざっと全国でも400名~500名はいるという。

問題は大阪市教育委員会が何故、地方公務員法で定められている職務専念義務を違反している者を咎めといないのか、見て見ぬふりをするのか、理解できない。

大阪市教育委員会と労組の癒着があると考えて当然ではなかろうか。

これでは教育行政はよくなるはずはない。職員も公務員たる自覚を持つはずがない。学校現場で校長が組合の先生を監督、指導できるわけがない。

従来からこれをチェックすることを怠ってきた市議会にも大きな責任がある。歴代の首長にも大きな問題がある。それに声を挙げて来なかった我々市民にも大きな責任がある。

幸い、関市長は「命をかけて労使癒着の鉄鎖を断つ」と不退転の決意を表明している。

6月議会は、市議会議員の先生方も試される。大阪市は一度、膿を出さない限り、学校現場も教科書も変ることはないという確信の下、良識がありも勇気ある議員の先生方とタイアップをしていきたい。

●昭和の日が成立した、当日、投票に加わらなかった民主党の那谷屋正義氏は元神奈川県日教組執行委員長で、彼も明確なヤミ専従の疑いがあり、神奈川県教育正常化協議会より現在、追求がなされています。
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