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動き出した教育基本法改正-愛国心をめぐっての攻防

小泉首相は一昨日(3月16日)夜、首相官邸で衆議院予算委員会の大島理森委員長や自民党理事らと会食し、首相は席上、与党教育基本法改正に関する検討会座長である大島氏に対して、与党案の取りまともをよろしく頼むと述べ、改正案提出に向け努力するよう要請しました。

また、公明党の神埼代表は15日の記者会見で、教育基本法改正について「この国会で(自民党と)合意し、法案を提出できる余地は十分ある。成立を期するようにしっかり取り組みたい」と述べ、今国会の提出・成立に意欲を示しました。

しかし、公明党は15日の文部科学部会で、教育基本法改正案について本格的な議論を始め、焦点の「国を愛する心」の表現について、反対論が大勢を占めました。

自民、公明両党は改正案の今国会成立を目指すことで合意していますが、この日の部会では依然拒否反応が強いことが浮き彫りになりました。

部会は愛国心を認めるか否かに集中し、妥協案として出ている「国と郷土、国際社会を愛する」といった表現に替えれば容認できるとの意見も出たが、発言したほぼ全員が反対論をのべたとのことです。

一方、公明党執行部は自民党との調整で「国」の表現に統治機構を含まないことを明確にすれば「愛国心」を受け入れざるを得ないとの判断に傾きつつあるとのこと。

現行教育基本法は占領軍(GHQ)の圧力によって、「伝統文化の尊重」が削除され、日本の歴史伝統文化が否定されて出発しています。ここに戦後教育の出発が明らかであり、その変わりに、「個人の尊重」が戦後教育の基調となっています。

教育基本法に対する文部科学省の見解は、「個人の尊重」が絶対であり、「国家」という「公」の中で初めて「個人」が存在するにもかかわらず、「国家」を飛び越えたむき出しの「個人」を大切にすることが強調されています。

前文に「伝統の尊重や愛国心」が盛込まれていない弊害について

しかし、「愛国心」を子供たちに教えない国がないにもかかわらず、現場の教師、とりわけて日教組は、教育基本法を楯にとって、「個人の尊重」の名のもとに「愛国心」を否定しているのです。このため、日本の青少年は世界の中でも飛び抜けて「愛国心」に乏しいのです。

そこで、子供たちに日本人としての一員であるとの自覚を深めるためにも、「公」の中の「個」を自覚し、その「公」である、わが国がどのような国であったのかを正しく伝えることが重要であり、素直に「愛国心」を涵養されるのです。

わが国の歴史を正しく伝えさえすれば、愛国心は発揚されるのです。しかし、今日の自虐的な歴史教科書からは、愛国心は涵養されないばかりか、反国家の意識が芽生え、公の一員としての自覚は乏しくなるのです。

このことが、相手を思う心をも養えないばかりか、外国人への偏見を生み出しかねないのです。今日、子供たちによってホームレスの方々が殺される事件が多発していますが、こうした問題をも包含しているものと思われます。

本日、卒業式が行なわれる学校が多いが、国旗国歌法が成立しても、日教組を中心に国旗国歌がないがしろにされています。こうした問題をも教育基本法に「愛国心」が盛込まれることによって、改善されるのです。

トリノ冬季オリンピックのフィギィア―スケートで、優勝した荒川静香さんが、表彰式での国旗掲揚において、国歌を斉唱している姿に感動し、その後、国旗「日の丸」を背負って、会場を巡ったシーンをNHKは意図的に報道しませんでした。

こうした反「国旗・国歌」は未だに払拭されていないのも、明確に「国を愛する心」が涵養されていないからです。教育基本法改正の意義はこればかりではありません。

現行教育基本法の第9条「宗教教育の否定」による弊害


世界では、宗派教育は否定しているけれども、宗教的情操の涵養は重視されているにもかかわらず、わが国では宗教的情操教育は、宗教教育の否定により、ほとんどなされていないばかりか、富山県では、学校での給食の際の合掌が「宗教的色彩がある」と保護者から批判され、「合掌、いただきます」を「気をつけ、いただきます」に変えられたのことです。

また、三重県の小学校では「起立」「礼」も宗教に関わるからと行なわれていない所があり、中学校で行なってもキチンとできないことも聞き及んでいます。

また、長崎の小学校において、修学旅行は、神社や仏閣に行くことはまずないとのことです。宗教教育が否定されているため、批判されるのをさけているとのことです。さらには、プール開きの時など、お払いや塩や米を撒くなどの簡単な神道式で人目につかないようにひっそりとやっているが、公的には正式にできないとのことです。

宗教的情操の涵養がなされないまま、今日問題となっているのが「ゲーム脳」です。文藝春秋4月号で「脳内汚染が子供をむしばむ」が掲載されていますが、その中で衝撃的なことが紹介されています。

岡田尊司氏(精神科医)は、ゲームのコンテンツそのものが問題であることを指摘し、暴力的なゲームをしたり、映像に触れることによって、子どもが知らず知らずのうちに暴力行為を学習するだけでなく、暴力に対して肯定的な評価を持つようになり、何かの拍子に実行してしまう。また性的な映像や、レイプや死体を扱うような刺激の強い映像に善悪の判断がつかないうちに触れてしまうと、脳の中にその記憶が組み込まれてしまい、10年くらい立ってから事件を起すようなケースもあることを述べておられます。

それを受けて斉藤孝氏(明治大学教授)は、ある本の中で、シューティング・ゲームのマニアだった少年による射撃事件が紹介されていました。初めて銃を撃ったのに、撃ち方がプロの殺し屋そっくりだった。それはゲームで覚えたというですね。人間、誰れかを「殺したい」と思うことはありますけれど、実際に「殺す」行為との間には大きな溝があります。その溝を飛び越える後押しをするという指摘は説得力がありました。

岡田尊司氏 あらゆる動物には、同種のものを殺害することを抑制するプログラムが脳の中に埋め込まれています。だから我々は滅多なことでは人殺しをしない。このケースでは、シューティング・ゲームを繰り返すうちに、その禁忌が解除されてしまったと考えられます。

西日本新聞によると長崎県教委は昨年の1月24日、小中学生を対象に行った「生と死」に対する意識調査の結果、全体の15.4%が「死んだ人が生き返る」と答え、その割合は小学生よりも中学生の方が高かったと発表しました。

県教委は「死に直面する機会が少なく、テレビや人の話などで死をとらえているようだ」と分析しています。「死んだ人が生き返ると思いますか」の問いに対して「はい」と答えたのは、小4、14.7%、小6、13.1%、中2、18.5%。理由は「テレビや本で生き返る話しを聞いたことがある」が全体の半数近くを占め、「テレビや映画で生き返るところを見たことがある」が29.2%、「ゲームでリセットできる」が7.2%だった。

次に、現行教育基本法10条「教育は不当な支配に服してはならない」の弊害。

これについては次回でご紹介します。 
関連記事



■憲法改正の早期実現を求める国会議員署名について

賛同国会議員441名(10月18日現在)

■憲法改正の早期実現を求める意見書採択について

地方議会にて36都府県 /59市区町村

■石川、熊本、愛媛、千葉、香川、富山、兵庫、鹿児島、群馬、栃木、岡山、大分、宮城、山形、高知、佐賀、埼玉、山口、長崎、宮崎、和歌山、岐阜、神奈川、大阪、福井、京都、茨城、東京、徳島、静岡、新潟、秋田、山梨、福岡、滋賀、長野

■【神奈川県】横浜市、川崎市、横須賀市、藤沢市、茅ケ崎市、逗子市、大和市、海老名市、座間市、秦野市、伊勢原市、小田原市、厚木市、愛川町、寒川町、箱根町【東京都】荒川区、小笠原村、日野市、中野区、府中市、町田市、調布市【千葉県】酒々井町【茨城県】常総市【京都府】綾部市【石川県】羽昨市、七尾市、内灘町【富山県】舟橋村、立山町、入善町、滑川市、富山市【大阪府】大阪市、和泉市【奈良県】田原本町【愛媛県】松山市、今治市、四国中央市【福岡県】福岡市、北九州市、川崎町、遠賀町、大川市、篠栗町、芦屋町、行橋市、春日市、糸島市、大木町、柳川市、【佐賀県】鳥栖市、佐賀市【長崎県】佐世保市、大村市、対馬市【熊本県】合志市、多良木町、菊陽町で可決


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祖國を愛する心

教育基本法改正時の「國を愛する心」の明記する必須の事項です。もし「國」といふ言葉が「政府」や「行政」を表す事もあるといふのが問題なら、「祖國を愛する心」とすれば良いでせう。これならそのような誤讀をすることもありません。「國を愛する心」を明記する事は、祖國

コメント

愛国心がこれだけ論争になるのが不思議でしょうがありません。

その言葉に抵抗感がある人たちがまだ強いからだと思います。

先日の荒川静香さんの優勝後に日章旗をまとってリンクをめぐった場面を故意に?放映しなかったNHKのように、愛国心につながる行為を必死に消そうとする勢力がまだまだ強いし、学校の現場では文部科学省が発行している心のノートが殆ど使用されていません。

教育委員会に提出する報告書に平然と道徳の授業は通常の授業にふりかえたと書いている学校もありますし、学習指導要領にも明記されている国を愛する心については完全無視です。

教育基本法改正はそうした状況にある現場を正常化するための根拠法になると思います。

愛国心強要=お上に絶対服従の従順な国民を作り出す

ってことだからです。

以前西村真吾がほざいてました。

で、その西村。
こともあろうに拉致被害者を口実に保身をはかるとは。
まさに史上最悪のクズ人間西村。こんなクズ野郎が強調していたのが「愛国心」。低脳チンピラにとって「愛国心」という言葉がいかに都合がよいかよくわかりますな。

愛国心

普通の事でしょう、自分が住む祖国を愛して悪い事でも起こるのでしょうか?
反対する人は祖国が嫌いなのでしょうか?それとも祖国を愛さない事が良い事と考えているのでしょうか?
家族を愛し、友人を愛し、祖国を愛し、何が悪いんだろう、愛する祖国が有るから、愛する家族が有り、今平和に暮らして居られると考えられないのでしょうか?
捻くれた人には別に強要している訳では無いでしょう、世界で恥をかかない程度の愛国心や、本当の日本の歴史は子供達にも教えてやらないと恥をかく事に成りますからね。世界の常識を云ってるだけと思います。

ここにも粘着サヨがきてますね。

なんで愛国心がお上に従順な人間をつくるのですか?
いまでも運動団体に「従順」な行政やマスコミはありますが。人権イデオロギーに呪縛されている人たちこそ、権威主義に拘る人たちです。

それから政体(統治機構)と国を混同しているなんとかという政党やカルト宗教に従順な信者はいますがw


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日本会議地方議員連盟

  • Author:日本会議地方議員連盟
  •  日本会議(会長 三好達元最高裁長官)は、平成9年5月、各界代表や都道府県代表が参加して設立されました。元気で誇りある国づくりをめざして、超党派の国会議員懇談会(会長 平沼赳夫前経済産業大臣)の皆さんとともに全国で国民運動を推進しています。

     このたび、日本会議に所属する全国の地方議員が連携し、地方議会から「誇りある国づくり」を発信するため日本会議地方議員連盟を設立しました。(平成17年3月6日)

     議員連盟では、外交、防衛、教育、文化などの国の根幹に関わる基本問題に連携してとりくむネットワーク作りを進め、「憲法・教基法」の改正をめざします。

     議員会員(年間1万円)には、会員専用サイトを設け、国会の動き、時局問題に対する見解、全国地方議会の動きなど国民運動情報を提供します。
    皆さんどうぞご入会ください。

    入会はこちらから

     ●日本会議地方議員連盟へのご入会の案内20070112155311.jpg

    ■設立趣意書

     戦後わが国は、日本の弱体化を企図した占領政策の桎梏から抜け出せないまま、外交、防衛、教育、文化などの国の根幹にかかわる基本問題について、多くの病弊を抱えたまま今日に至っている。

     近年、新教育基本法の制定、国民投票法案の成立、さらには防衛賞昇格など、戦後体制を脱却する動きは注目すべきである。しかしながら、その潮流はまだ大きなものとはなっていない。

     この時にあたり、今こそ発言し行動する真正保守の結集が問われている。ここに志しある地方議員は「誇りある国づくり」をめざす日本会議と連携し、地方議会よりその動きを起こし、日本の国柄に基づく新憲法制定へ向け日本会議首都圏地方議員懇談会を設立する。

     全国の良識ある地方議員が我々の趣旨に賛同され、あまたの先人が築いてこられた、この祖国日本を再建するため、我々は、下記の基本方針を掲げて献身することを誓うものである。

        (平成十九年十月六日)

    〈基本方針〉
      
    1、皇室を尊び、伝統文化を尊重し「誇りある日本」の国づくりをめざす。

    2、わが国の国柄に基づいた「新憲法」「新教育基本法」を提唱し、この制定をめざす。

    3、独立国家の主権と名誉を守る外交と安全保障を実現する。

    4、祖国への誇りと愛情をもった青少年の健全育成へ向け、教育改革に取り組む。

    私たちはめざします。
    全国に3000名議員集団を!

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一、新教育基本法に基づいた教育改革と教科書採択を推進する

一、議場への国旗掲揚を推進し、地方から誇りある国づくりを提唱する

一、議会否定につながる自治基本条例を阻止し、議会活動を活性化する

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…………………………………………………………………………

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※人権侵害救済法案の問題点について

…………………………………………………………………………

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①自治基本条例の問題点について

②外国人に対する住民投票権の付与について

……………………………………………………………………………

■【議場の国旗掲揚推進】
地方議会議場での国旗掲揚について

……………………………………………………………………………

■【外国人参政権問題】
●外国人参政権に反対する意見書採択について

反対決議は362市町村議会(H22年9月1日現在)

慎重議員署名4071名・535議会(同年9月1日現在)

慎重首長署名568自治体(7県知事221市区340町村長・同年9月1日現在)

………………………………………………………………………………

 

尖閣諸島上陸許可要望議員署名


      ↓
■議員署名用紙

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(387議会)

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議会否定の自治基本条例