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硫黄島の戦い: 最後まで米軍に抗戦していた栗林忠道配下の部隊が全滅

今日は何の日 3月26日 1945年 - 第二次世界大戦: 硫黄島の戦い: 最後まで米軍に抗戦していた栗林忠道配下の部隊が全滅。

硫黄島の戦いⅡ~栗林忠道 中将~

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■日本軍の3つの秘密
 硫黄島の戦いにおいて、日本軍には3つの傑出があった。優れた指揮官、秘密の防衛システム、かつてない大火力である。これは、クリント イーストウッド監督の映画「硫黄島からの手紙」でも描かれている。

 まず、第一の傑出。硫黄島守備隊の総司令官、栗林忠道 中将は「恩賜の軍刀組」だった。つまり極めつけの秀才。アメリカ軍が、近々、硫黄島に上陸するのは確実で、残された時間はわずか。

兵士たちの限られた時間を、要塞構築と軍事訓練にいかに配分するか?要はヒト・モノの最適分配である。コンピュータのない時代、このような作業に欠かせないのが論理的な思考力と記憶力だが、栗林中将にはそれが備わっていた。

 さらに、栗林中将には明確な目的意識、それを組織に浸透させる力も備わっていた。栗林中将が兵に配布した「敢闘の誓」には次のように書かれていた。

1.われらは全力で本島をまもりぬく。
2.われらは爆弾をいだいて敵の戦車にぶつかり粉砕する。
3.敵中に斬り込んで敵を皆殺しにする。
4.一発必中の射撃にて敵を撃ち倒す。
5.各自10人殺さずば死すとも死せず(1人で10人殺すまでは死なない)。
6.最後の一人になってもゲリラによって敵を悩ます。
 そして、日本陸軍のお家芸「バンザイ突撃」を厳禁した。「バンザイ突撃」はどうせ勝ち目はないから、捕虜になるよりは美しく死のう、という個人の美学によっている。

ところが、栗林中将の命令は、名誉のためでなく、敵を殺すために死ぬ、にある。同じ「玉砕」でもそれまでのバンザイ突撃とは根本が違う。

 一方、アメリカ軍にしてみれば、早々にバンザイ突撃してくれたほうがありがたい。戦闘はすぐに終わるし、損害も少なくてすむ。「バンザイ突撃」は最後の決戦というよりは「最期の儀式」だったのである。

ところが、硫黄島に立てこもった日本軍は、最期を「儀式」ですませるつもりはなかった。結果、硫黄島の戦いで、アメリカ海兵隊は創設以来、最大の犠牲を払うことになる。

■秘密の防衛システム

 つぎに第2の傑出、秘密の防衛システム。栗林中将は、アメリカ軍の強力な艦砲射撃と空爆を避けるため、地上に施設をつくらなかった。艦砲射撃とは、戦艦や巡洋艦の地上砲撃をいう。重い物を運ぶには、陸上より海上が有利である。そのため、海軍のほうが大きな砲を搭載しやすく、その分、艦砲射撃の効果は絶大であった。

 また、通常の砲弾は、爆発の風圧と砲弾の破片により、破壊、殺傷する。そのため、ぶ厚い大地が天然のシールドとなる地下施設の攻撃には適さない。地下要塞を破壊するには、特殊な爆弾が必要だ。

たとえば、イラク戦争でアメリカ軍が使用したバンカーバスター。航空機から発射または投下される地中貫通型の誘導爆弾で、地下30メートルの施設を破壊したという。もちろん、太平洋戦争ではまだ存在しない。

 栗林中将はこの地の利に目をつけた。硫黄島の地形を利用して、広大な地下ネットワークを築いたのである。ネットワークは一般に、ノード(節)とそれを結ぶルート(道)からなる。

ノードは洞くつ陣地であり、ルートは坑道トンネルだ。坑道は、地下10mに掘られたが、主要な坑道は高さ1m70、最大幅1m20ほどだった。小さな日本兵が、やっと一人通れるほどである。また、主要路には、30mごとに地上への出入り口がつくられた。そこから出て、敵の背後から忍びより、仕留めるのである。

 また、直線路の長さは最長30メートルで、全体に曲がりくねったルートになった。火焔放射器や手榴弾で攻撃されても、直角の坑道に逃げ込めば、無傷ですむからだ。さらに、陣地が破壊されても、坑道を通って、他の陣地へと移動することもできる。

ダメージが最小限ですむし、ノード(陣地)が破壊されてもシステム全体に影響を及ぼさない。冗長性が高く、リスクヘッジが効いた優れたシステムだ。核攻撃を想定してつくられたインターネットを彷彿させる。

 この坑道ネットワークは、日本兵の必死の作業により、1944年1月末までに、全長18kmにも達した。しかし、陣地や坑道を掘る工事は難航した。熱気と硫黄の臭いが、作業者を苦しめたのである。

そのため、一人で長時間掘ることはできず、交代で作業をせざるをえなかった。一方、岩盤は柔らかいため、簡単な手道具で掘り進むことができた。硫黄島の自然は、日本軍を苦しめる一方で、助けにもなったのである。

■大火力

 日本軍第3の傑出は、かつてない「大火力」である。太平洋戦争の初期、日本陸軍の十八番は夜襲と銃剣突撃であった。何も見えない暗闇の中、銃剣と軍刀で急襲するのである。ポイントは物理的打撃ではなく、恐怖心。精神論的で日本軍らしいと非難されることも多いが、良い面もあった。高価な重火器は不要だし、弾薬も少なくてすむ。つまり、日本軍は費用対効果の高い軍隊であった。

 とはいえ、基本はブラフ(はったり)なので、効果は相手による。じつは、中国戦線では意外に効果があった。夜、怒声とともに突撃すれば、戦う前に敵が遁走してくれたのである。戦わずして勝つ?ところが、アメリカ軍には通用しなかった。

水陸両用のアメリカ海兵隊は、危険な敵前上陸を主任務とする精鋭部隊である。カネと時間をかけた訓練、重火器を含む強力な装備、すべてにおいて、アメリカ軍は高価な軍隊だった。

 1942年8月から始まったガダルカナルの戦いでは、日本軍はアメリカ海兵隊に完敗している。日本軍が、得意の夜襲をかけた瞬間、多数の照明弾が周囲を照らし、戦場は夜から昼へと変わった。

丸見えとなった日本軍は、アメリカ軍の猛烈な十字砲火をあび、たちまち全滅した。十字砲火とは、正面方向と横方向で同時に攻撃する濃密な攻撃である。完全にはまると、逃げ場がなく、全滅する。恐ろしい戦法だ。

 もちろん、十字砲火には強力な火器と十分な弾薬が必要になる。アメリカ海兵隊はライフル銃、軽機関銃、重機関銃、対戦車砲など多数の重火器を装備していた。つまり、火力重視の軍隊だった。

一方の日本軍は、軍刀と銃剣による白兵戦を重視。どちらが有利かは射程距離を考えれば明らかだ。とはいえ、日本には重火器を大量に製造する物資もカネもなかった。

 ところが、硫黄島を守る小笠原兵団は違った。栗林中将の尽力により、大量の重火器を持ち込んでいたのである。まずは火砲。日本軍は口径70ミリ以上の大砲を170門持っていたが、これはアメリカ軍とほぼ同数であった。つまり、重火器においては日米互角だったのである。

 一方、アメリカ軍は、戦艦,巡洋艦、駆逐艦からの艦砲射撃、空母からの爆撃も可能だった。ところが、陸上戦が始まれば、海上からの攻撃はあてにできない。敵味方が入り乱れる戦場に砲弾をうちこめば、仲間を誤射する可能性があるからだ。

実際、アメリカの艦砲射撃により、アメリカの陸上部隊の多数が命を落としている。

 そして、陸上戦の要(かなめ)となる戦車。数の上では、日本は23輌、アメリカ150輌と、かなりの差があった。また、アメリカ軍のM4シャーマン戦車の主砲は75ミリ砲、日本軍の97式中戦車は47ミリ砲で、打撃力にも差があった。

まともに撃ち合っては、勝ち目はない。そこで、日本軍の戦車部隊は地中に身を隠し、敵を狙い撃ちにしたのである。つまり、戦車を固定砲として使ったわけだ。

 このように、日本軍は物量の劣勢を、創意工夫でカバーした。そして、広大なネットワーク陣地に、戦車、大砲、迫撃砲、機関銃を隠蔽し(いんぺい)し、恐るべき防衛ラインを築いていたのである。

■ロケット砲

 また、硫黄島の小笠原兵団には、新しく開発された秘密兵器もあった。携帯式ロケット砲「20インチ噴進砲」である。ロケット兵器の一種で、筒型の発射装置から、固体燃料で自力飛行するロケット弾を発射する。

砲弾が自力推進するため、発射部分は大砲にくらべ単純な構造ですむ。そのため、人力で運べるほど軽く、製造コストも安くついた。一方、命中精度は最悪で、大砲とは比較にならなかった。

 大砲の場合、砲弾は長い砲身の中を通り抜けて放出されるため、ニュートンの方程式に従い、美しい放物線を描く。そのため着弾点が予測できる。

ところが、ロケット砲は燃料噴射で自力推進するため、速度、角度、方角が安定せず、どこに着弾するかは神のみぞ知る ・・・ 何ごともいいことずくめとはいかないものだが、日本初の「噴進砲中隊」が配属されたのが、硫黄島の小笠原兵団であった。

 この「噴進砲」は「自力推進」の響きがいいのか、一部マニアで人気の「仮想戦記」によく登場する。だが、ロケット砲は日本のオリジナルではない。この時代、ロケット砲といえばドイツの「V2ロケット」だが、

1.技術は20年未来を行く。
2.製造コストは卒倒するほど高い。
3.破壊力はつつましい。
つまり、ムダに凄い兵器だったのである。



 日本の噴進砲にしろ、ドイツのV2ロケットにしろ、ロケットの名のつく兵器は評判が悪い。この時代、完成の域に達していた大砲にはかなわなかったのである。だが、こんな傍流の兵器を開花させるのがロシアの得意技。ロシアは、第二次世界大戦中、ロケット兵器の傑作を生み出している。

 「カチューシャ」。女性が頭につける飾り物、そして、ロシアで最もポピュラーな女性の名前。この可憐な名がついた兵器こそ、ロシアの多連装ロケットランチャー「カチューシャ」である。

トラックの荷台の上に、粗末なロケット発射台をいくつも並べ、ロケット弾を固定、一斉に発射する。ロケット弾には、爆発用の炸薬の他に、推進剤が詰め込まれ、自力で飛翔する。

造りがいいかげんなので、およその方位と射角しか設定できない。適当に発射して、着弾点はロケットに聞いてくれ、つまり、精度は最悪。というわけで、ここまでは他国と同じなのだが、ロシアはこれに一工夫くわえた。

このおんぼろトラックを大量に並べ、一斉に発射したのである。つまり、数の論理。

 例えば、ロシアの「BM-8-36ZIS」トラックを10台並べるとする。このトラックは、36連発の発射台を装備するので、「36発×10台=360発」ものロケット弾を一斉に発射できる。大ざっぱに言えば、大砲360門に匹敵するわけだ。

硫黄島の戦いで、口径70インチ砲以上に限れば、日米軍合わせた大砲の数にほぼ一致する。もちろん、ロシア軍が実戦で使用したカチューシャは10台どころではなかった。何百発、何千発のロケット弾が一斉に狭いエリアに着弾、爆発するのである。

大砲には真似のできない高密度な砲撃だ。その破壊力は恐るべきものだったが、轟音もすさまじかった。カチューシャの轟音で発狂したドイツ兵までいたという。

 轟音で発狂などというのは、平和な今の日本では想像もできない。だが、疑似体験なら可能だ。ドイツのゲームパブリッシャー CDVがリリースした「ブリッツクリーグ2」。第二次世界大戦の陸上戦を再現したゲームで、ドイツ軍、ロシア軍、アメリカ軍でプレイできる。歩兵、戦車、大砲、軍用トラックのミニチュアが、けなげに画面上を動き回って、けっこうリアルだ。ドイツのメーカーのせいか、ドイツ戦車のテクスチャーが特に念入りに作られている。

 このゲームをドイツ軍でプレイすると、ロシアのカチューシャを疑似体験できる。けたたましい轟音とともに、無数のロケット弾が降り注ぎ、あたり一面を破壊し尽くす。せっかくそろえた歩兵もトラックも、一瞬にして壊滅。これなら、発狂する人間がいてもおかしくない。

 モノは悪いが、数をたのんで、結果を出す、これがロシア式(失礼)。また、カチューシャは、形状や発射音がパイプオルガンに似ているため、「スターリンのオルガン」とも呼ばれた。だが、先の「ブリッツクリーグ2」をプレイする限り、教会で鳴り響くような優雅な音色ではない。

■特攻隊

 ところで、硫黄島が本土防衛のデッドラインなら、なぜ日本軍は硫黄島に援軍を出さなかったのか?アメリカ艦隊が硫黄島に迫っているというのに、日本が誇る連合艦隊はどこへ行ったのだ?じつは、どこにもいなかった ・・・ 半年前の1944年6月19日、マリアナ沖海戦で日本の機動部隊は壊滅していたのである。硫黄島は海の孤島、制海権を失えば孤立無援、単独で戦うしかなかった。だが、救援の手がないこともない、特攻である。

 千葉県の香取基地から神風特攻隊が出撃、八丈島で給油して、硫黄島へと向かった。ゼロ戦に護衛された20機の艦上爆撃機「彗星」である。彗星は爆撃機だが、戦闘機なみに速く飛べるのがウリだった。

そのため、見た目は爆撃機というよりは戦闘機に近い。実際、零戦なみの時速550kmで飛ぶことができた。彗星は優れた爆撃機だったが、エンジントラブルが多く、設計者にいじくりまわされ、やがては特攻専用機となった。

特攻は、敵の戦闘機を振り切り、対空砲火をくぐり抜け、敵艦に体当たりする。爆弾が積めて、高速ならOK。つまり、「彗星」は特攻にうってつけだった。ところが、この神風特攻隊は成功しなかった。特攻機の数が少なすぎたのである。

 特攻は、空だけでなく海にもあった。海の特攻「回天」である。回天は魚雷を改造した1人乗りの潜水艇で、人間が操縦し、敵艦に体当たりする。全長14.75m、直径1m、最高速力30ノット(時速55km)、どこからどう見ても魚雷である。

魚雷と違うのは、生身の人間が乗っていること、そして、炸薬が魚雷の3倍(1.55トン)であること。ちなみに、この火薬量は先のドイツのV2ロケットの2倍もある。当たれば、たいていの艦船は一撃で沈んだという。

 回天は、通常の魚雷のように、潜水艦によって運ばれ、戦場海域で発射された。1隻の潜水艦には、4~6基の回天が搭載された。1945年2月20日、伊368潜水艦は回天を搭載し、大津島基地から、硫黄島に向かった。

ところが、回天が発射される前に、アメリカ艦隊に発見され、潜水艦もろとも沈められた。こうして、硫黄島の小笠原兵団は、孤立無援のまま、強大なアメリカ軍に立ち向かったのである。
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■憲法改正の早期実現を求める国会議員署名について

賛同国会議員441名(10月18日現在)

■憲法改正の早期実現を求める意見書採択について

地方議会にて36都府県 /59市区町村

■石川、熊本、愛媛、千葉、香川、富山、兵庫、鹿児島、群馬、栃木、岡山、大分、宮城、山形、高知、佐賀、埼玉、山口、長崎、宮崎、和歌山、岐阜、神奈川、大阪、福井、京都、茨城、東京、徳島、静岡、新潟、秋田、山梨、福岡、滋賀、長野

■【神奈川県】横浜市、川崎市、横須賀市、藤沢市、茅ケ崎市、逗子市、大和市、海老名市、座間市、秦野市、伊勢原市、小田原市、厚木市、愛川町、寒川町、箱根町【東京都】荒川区、小笠原村、日野市、中野区、府中市、町田市、調布市【千葉県】酒々井町【茨城県】常総市【京都府】綾部市【石川県】羽昨市、七尾市、内灘町【富山県】舟橋村、立山町、入善町、滑川市、富山市【大阪府】大阪市、和泉市【奈良県】田原本町【愛媛県】松山市、今治市、四国中央市【福岡県】福岡市、北九州市、川崎町、遠賀町、大川市、篠栗町、芦屋町、行橋市、春日市、糸島市、大木町、柳川市、【佐賀県】鳥栖市、佐賀市【長崎県】佐世保市、大村市、対馬市【熊本県】合志市、多良木町、菊陽町で可決


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コメント

摺鉢山の旗

 摺鉢山が23日に陥落してからも、まだ星条旗をめぐる日本軍の抵抗があったようである。これは他の本では書かれていないが、「十七歳の硫黄島」(秋草鶴次)に書かれている。
―――――――
 二月二十四日朝、米軍は八時出勤だから、それまでには現状保持の状態にまで繕っておかなくてはならない。八時少し前には、整地して足跡などを消し現状に復す仕事をして、中に入ろうとした。すっかり明るくなった摺鉢山を望んだ。するとそこには星条旗ではない、まさしく日章旗が翻っていた。よくやった。日本軍は頑張っているのだ。この島のどこよりも攻撃の的になっている場所なのに。ご苦労さん、と自然に涙が出た。懸命に摺鉢山を死守している勇士がいる。故郷の人に見せてやりたい。今頃俺の田舎では、雲雀がわが巣に戻って、安眠の最中であろうに。その鳥にも劣る我は今、食するのも、ねぐらも、親兄弟と離れ離れの生活を強いられている。

 敵は前方のみではない、周囲四方が敵である。否、味方になるものは何ひとつない。まず自分に勝たなければならない。弱音を吐いたら、それまでである。第二には飢えに堪えることだ。何がなくても水があれば生きられるという。しかしその水をいま天が恵んでくれない。しかし死ぬわけにはいかないと、自分に暗示をかけていた。同じ境遇の人が、摺鉢山では夜を日についで眼前の敵と悲惨な激戦を展開し、ついに日の丸を掲げた。涙なくして見られぬ光景であった。

秋草鶴次『十七歳の硫黄島』
―――――――

 その日の丸も米軍に気づかれ、米兵が穴の中に手榴弾を投げ入れ、火炎放射器を使った。そして星条旗を立てた。日本軍がまだ潜んでいる壕からは薄紫色の煙が穴から出ていた。そのまま二十四日は星条旗が掲げられていた。

 夜になった。照明弾が夜空に輝き始めた。地下にいる日本軍からは、軍用犬の鳴き声も聞こえていた。硫黄島では軍用犬も使われた。そして映像「硫黄島決戦」(日本クラウン株式会社)では軍用犬の死体も映っている。この戦争の犠牲者は人間だけではなかった。

 翌25日、この日も摺鉢山の旗に異変があった。これも文献としては「十七歳の硫黄島」(秋草鶴次)にのみ書かれている。
―――――――
 二月二十五日早朝。いつの間に取り替えたか、摺鉢山にはまたもや日の丸の旗が朝日を浴びて、泳いでいた。まぶしいほど綺麗な懐かしい旗だ。これは、いまだ頑張っている守備隊員がいるあかしである。あれほどの攻撃を受けたのに、よく頑張っているな。しばらく見入っていた。

 あの旗はどこにあったのだろう。不思議な思いだ。それに、あの旗は昨日とは違う。昨日の日章旗より、少し小さい四角だ。もしかすると、急拠作製した血染めの日章旗かもしれない。日の丸が茶色く見える。影を見ると泣いていた。
 拝む想いで眺めていた。

秋草鶴次『十七歳の硫黄島』
―――――――

 その後の戦闘で、摺鉢山の旗が日章旗にかわることはなかった。

サムライたちと、まったく同じ

[2290]アフリカとは何か? ボコ・ハラム の意味
投稿日:2018-03-22

ボコ・ハラム Boko Haram
「ボコ(白人)・ハラム(悪魔)」 という意味らしい。
日本政府のJETRO 機関などの解説文では、「ボコ・ハラムとは、『西洋式の教育(ボコ)は罪(ハラム) 』という意味だ」と、書いてある。 こういうことをするから、日本人のアフリカ理解が進まないのだ。

日本の幕末の頃の、 尊王攘夷の人間たちと同じじゃないか

自分たちアフリカ人に、キリスト教という おかしな洗脳宗教を押しつけに来た、この西洋白人どもは、まさしく「白人は悪魔(ボコ・ハラム)」だ、という、切実な課題を、今のアフリカ人たちが、抱いているのだ。  
160年前の日本とまったく同じなのだ。 
http://www.snsi.jp/bbs/page/1/



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日本会議地方議員連盟

  • Author:日本会議地方議員連盟
  •  日本会議(会長 三好達元最高裁長官)は、平成9年5月、各界代表や都道府県代表が参加して設立されました。元気で誇りある国づくりをめざして、超党派の国会議員懇談会(会長 平沼赳夫前経済産業大臣)の皆さんとともに全国で国民運動を推進しています。

     このたび、日本会議に所属する全国の地方議員が連携し、地方議会から「誇りある国づくり」を発信するため日本会議地方議員連盟を設立しました。(平成17年3月6日)

     議員連盟では、外交、防衛、教育、文化などの国の根幹に関わる基本問題に連携してとりくむネットワーク作りを進め、「憲法・教基法」の改正をめざします。

     議員会員(年間1万円)には、会員専用サイトを設け、国会の動き、時局問題に対する見解、全国地方議会の動きなど国民運動情報を提供します。
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    ■設立趣意書

     戦後わが国は、日本の弱体化を企図した占領政策の桎梏から抜け出せないまま、外交、防衛、教育、文化などの国の根幹にかかわる基本問題について、多くの病弊を抱えたまま今日に至っている。

     近年、新教育基本法の制定、国民投票法案の成立、さらには防衛賞昇格など、戦後体制を脱却する動きは注目すべきである。しかしながら、その潮流はまだ大きなものとはなっていない。

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     全国の良識ある地方議員が我々の趣旨に賛同され、あまたの先人が築いてこられた、この祖国日本を再建するため、我々は、下記の基本方針を掲げて献身することを誓うものである。

        (平成十九年十月六日)

    〈基本方針〉
      
    1、皇室を尊び、伝統文化を尊重し「誇りある日本」の国づくりをめざす。

    2、わが国の国柄に基づいた「新憲法」「新教育基本法」を提唱し、この制定をめざす。

    3、独立国家の主権と名誉を守る外交と安全保障を実現する。

    4、祖国への誇りと愛情をもった青少年の健全育成へ向け、教育改革に取り組む。

    私たちはめざします。
    全国に3000名議員集団を!

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…………………………………………………………………………

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①自治基本条例の問題点について

②外国人に対する住民投票権の付与について

……………………………………………………………………………

■【議場の国旗掲揚推進】
地方議会議場での国旗掲揚について

……………………………………………………………………………

■【外国人参政権問題】
●外国人参政権に反対する意見書採択について

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………………………………………………………………………………

 

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