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『パンドラの約束』という映画--「脱原発」の流れが変わるのか?

『パンドラの約束』という映画--「脱原発」の流れが変わるのか?



本日渋谷のシネマライズで『パンドラの約束』という映画が公開されます。この映画については、弊通信(UNK通信H25.2.28)で昨年2月に書いております。この映画は環境保護運動家たちが主張を一転した問題作です。

この映画がアメリカで話題となり、その結果一部の世論調査で原発反対75%が原発賛成80%になったそうです。

 以前、反原発主義者だったロバート・ストーン監督が「クリーンなエネルギーの多くは、今、原発から来ていることを我々は認識する必要がある。成長を続ける世界が必要とするエネルギーは毎日増え続けている。

他国への過度なエネルギー依存を避けるためにも原発推進が必要だ」という危機感からこの映画を製作したと述べています。彼の主張から言えば日本ほど原発を必要とする国はないことになります。

 勿論、彼の主張を鵜呑みにすることはありませんが、原発問題を理解する上で、このような考え方もあることを知るべきだと思います。議論を深める上で意義深い作品なのでご一覧をお勧めします。一年以上前のものですが弊通信も添付しておきます。ご興味があればご覧ください。

『パンドラの約束』という映画--「脱原発」の流れが変わるのか?

 サンダンス映画祭は映画通には良く知られている。アメリカ・ユタ州のスキーリゾートとして有名なパークシティで、1978年より毎年1月中旬から11日間にわたって開催される。

商業映画でなく自主映画を対象とし、数万人規模の客を招き約200本もの長・短編映画が上映される。

NHKもこの映画祭のスポンサーに名を連ねている。名称は、この映画祭を主催するロバート・レッドフォードが映画『明日に向って撃て!』で演じた役柄サンダンス・キッドに由来する。

 今年も1月28日より開催されたが、ロバート・ストーン監督のドキュメンタリー映画『パンドラの約束』が注目を集めたとのことである。

原子力を考える思索の材料に満ちた映画

 「原発事故に直面した福島のガンの増加の可能性は、仮にあるとして、0.0002%~0.000%の間。それなのに人々は避難を強制され、毎日表示されるガイガーカウンターの数値に囲まれ生活している」。

ナレーションの後に原発と、福島の人々の姿、そして除染の光景が示される。これは必要なことなのだろうか。これは『パンドラの約束』というドキュメンタリー映画の冒頭部分である。

さらにこの映画は、福島原発事故の対応に疑問を示した後で、かって原子力について反対活動を続けたジャーナリスト、科学者がその考え方を改めて、原子力の推進、普及に考えを変えた経緯、そして原子力が必要なことを示す統計を紹介している。ストーン監督によれば、「心変わりをした人々の目を通して」問題を語らせかったという。

ロバート・ストーン監督

 ロバート・ストーンは過去10年で多くの話題となったドキュメンタリー作品の内2作を監督し「我われの最も重要なドキュメンタリー作家の一人」と言われている。彼はドキュメンタリーの映画製作者として何回もオスカーやエミー賞にノミネートされている。彼は1958年イングランドで生まれた。

大学で歴史を学び、卒業後映画監督を目指し1983年にニューヨークに移った。彼が最初に認められたのは彼の第一作『Radio Bikini』(1987)で、サンダンスで初演され「Best Feature Documentary」のアカデミー賞にノミネートされた。

プロジューサー、監督、作家、脚本家、カメラマンと多彩な役割をこなしている。彼の代表作は『GUERRILLA:The Taking of Patty Hearst』(2004)、『OSWALD’S GHOST』(2007)等がある。かってはエネルギー、兵器の両面で原子力の利用に反対していたが、今ではエネルギー利用について、考え方を変え原子力を推進させようとしているという。

ストーン監督の主張のポイント

①多くの環境保護活動には、人類は滅びる運命にあるという諦観論、終末論があるようにストーン監督は感じている。「そういう考え方はしたくない。未来を語りたい」ということでこの映画を作った。

『パンドラの約束』というタイトルも、世の中の悪徳が詰まったパンドラの箱が開いた後に、最後に希望だけが残ったギリシャ神話に因んで名づけられた。

②エネルギーの誤解を打ち破る必要がある。「エネルギー消費を減らしながら、力強い経済成長を達成する」といった環境保護運動の考えは幻想にすぎない。

「世界の人口は増えていく一方で、貧困から世界の人々を救う道徳的責任もある」。そうする為にはもっとエネルギーが必要だ。「風力と太陽熱で世界のエネルギーをまかなおう」という考えは、なくさなければならない。

その為にも原子力エネルギーの利用が最も効果的だとストーン監督は主張する。放射線についても、事実に反する恐怖のみが先行している。原子力発電による汚染、環境破壊は他のエネルギーに比べ過度に悪いものではなく、むしろ「最良のエネルギー」とまでストーン監督は言いきっている。

③人類は地球温暖化問題に直面している。「温室効果ガスの排出制限で世界的な合意は得られない。非常に簡素で効果的な、先進的な原子炉を設計することで未来は拓けると思う」とストーン監督はいう。

④原子力への恐怖を一つひとつ検証することが必要と訴えている。但し、映画は放射線障害等原子力利用の暗部にも触れられている。

先入観に囚われない原子力の検証が必要

 原子爆弾の洗礼を受けた日本人にとって、原子力に対する恐怖感・嫌悪感が強いのはやむを得ないことである。さらに福島原発事故に追い打ちをかけられ、再生可能エネルギーへの流れが加速したのはやむを得ないことであった。

しかし、現実として化石燃料を使わず、大量の発電が可能なのは原子力のみである。自前のエネルギー源が、僅か4%しかない日本にとって準国産エネルギーとも言える原発を放棄するのは、安全保障上自殺行為に等しい。

原子力については多様な意見がある。しかし、現在日本では何故か主要メデイアは脱原発を煽っている。我々は先入観から離れ、公正な視点で、エネルギー源の選択を行う必要がる。そのことを気付かせてくれるのが『パンドラの約束』なのかもしれない。 文責:大谷
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