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平沼さん頑張って下さい

日野市議会議員 渡辺 眞

 今回の平沼先生の信念と行動に本当に感服しました。自民党は共産党ではないのです。全ての問題で賛否を統一する必要はないのです。統一してはならないのです。

 小泉さんの狂気で成立させた郵政法案に賛成できないのは当然のことです。それを中川幹事長は「以後反対するな、反対したことに反省せよ」と迫り、誓約書を出せという。とんでないことである。

平沼先生は日本会議国会議員懇談会の会長として、国家の重要問題で敢然と正論を通してきました。昨年の人権擁護法案を小泉さんが出そうとしてこれを阻止していただきました。

平沼さんは日本の自由と民主主義を守った最大の功労者であります。その功労者を党から追い出し、刺客を立て、党に戻って来れないようにしたことの背景には平沼さんを破壊しようとする、ひいては日本の自由を破壊しようという謀略勢力がうごめいているように思うのです。

安部さんは今回の11人の復党に際して小泉さんを訪ね、言わなくてもいいのに、「昔の自民党には戻しませんでした」と説明したとのことです。全く間違っている。

 小泉さんは西尾先生が言うように何を仕出かすか分からない狂気の人でした、安倍政権になって安心して生活できるようになりました。そのことは評価できますが、今回平沼さんが自民党に戻れなくなったこと、戻れた11人は誓約書を書かされて、党首脳に反対することができなくなってしまったことで自民党の全体主義政党への変身が大きく進んだと考えます。自民党内左翼の思う方向に進みだしたということです。

安部さんが安心できる人だから良いが、では次に安心できない人が総理になったり、外国の工作員みたいな人(自民党国会議員に多い)が総理になったらどうするんでしょうか。安倍さんはこの全体主義化を自らの手で変える責任があるのです。

 平沼さん、頑張って下さい。真正自民党のためにという闘うと決意された、平沼さんに賛同する全国の仲間は大勢いると思います。


先の関連記事として、花岡信昭メールマガジン353号を転送します。

《 平沼氏のスジの通し方 》

 先週後半、台湾に行っていたため、更新が途絶えてしまった。台湾政局も大変のようで、その報告は追ってこのコラムで書きたい。

 で、自民党の造反組復党問題。平沼赳夫氏を除く11人が復党することになった。

 直感的な印象では、一連の経緯で中川秀直幹事長は男を下げ、平沼氏はスジを通す政治家の凛とした姿を見せてくれたように思う。

 復党問題は小泉政権から安倍政権への移行に伴って、当然の流れといえた。世論調査では6割ほどが復党反対だから、政権への打撃を最小限にとどめるための政治的な知恵が求められた。

 中川幹事長は、復党願とともに、郵政民営化を含む政権公約への支持、安倍首相所信表明演説への支持、昨年の衆院総選挙での反党行為の反省などを表明した誓約書の提出を求めた。

 これに対して、平沼氏だけが「そんな屈辱的な誓約書は出せない」と抵抗し、復党を認められなかった。

 中川幹事長は何を狙ったのか。安倍首相の一任を取り付け、復党問題を仕切ることで幹事長の政治力を示そうとして、あれほどハードルを高くしたのであろう。

 それが党内的にはどう映ったか。筆者には失敗ではなかったかと思える。

 もともと、郵政民営化法案に反対した議員を公認せず、「刺客」を立てるというのは「禁じ手」である。そこはいかにも「小泉流」で、「劇場型選挙」の大展開によって自民党は圧勝、自公与党で衆院の3分の2を占めるという大成功に終わった。

 だが、よくよく考えてみると、衆院解散は参院で造反議員が続出し、衆院ではかろうじて可決したものが参院で否決されてしまったことが発端だ。参院で否決しても小泉首相は衆院解散には出ないと踏んだ参院自民党の判断ミスである。

 なによりも、参院が政局に介入してはいけない。この一件によって参院は一段とその権威を失墜させることになった。その点の反省はその後も一向に見えてこない。

 衆院可決、参院否決という法案の扱いは、両院協議会で取り扱い、結論が出なければ、衆院で3分の2の賛成により再可決できる。これが憲法の規定だ。

 小泉首相はそのプロセスを経ないまま、電撃的解散に踏み切ったのである。首相に解散権があるのだし、「ケンカ戦法」としてはおもしろかったから、まあ政治の世界では許されるのであろう。

 だが、すべては「小泉時代」のなせるワザであった。いってみれば造反組非公認は「小泉パージ」だ。パージをやった主がいなくなって「安倍時代」になったのだから、「追放解除」となるのが当然、というのが大人の知恵が働く自民党の「伝統」である。

 非公認で当選した議員には平沼氏や山梨の堀内光雄氏ら実力者が多い。小泉チルドレンたちにはとてもではないが県連を押さえきれない。

 12人が復党して県連組織を正常化させ、次の選挙でチルドレンたちの面倒も見るということになれば、「3分の2は落選」などともいわれているチルドレン側にとっても好都合だったのである。

 総選挙後の特別国会で、平沼氏だけが民営化法案反対を貫いた。首尾一貫した平沼氏の言動は爽快感すら与える。

 岡山の平沼氏の地元では自民党支部がすべて「平沼後援会」に看板替えしてしまった。平沼氏自身は復党しようがしまいが、次の選挙でも当選間違いなしなのだ。

 それに、来年7月の参院選で岡山選挙区の公認候補は片山虎之助参院幹事長である。ここは、なんとか知恵を絞って平沼氏の復党を実現させなくては、政治的には話にならない。

 中川氏が党内的に力量を示しえたのかどうか疑問が残るというのは、そういう意味である。平沼氏はこのまま復党が認められなくても片山氏支援の姿勢を支援しているものの、すんなりと巧みな手法で復党を実現させることができなかった中川氏の手法を、党内はどう判断するか。

 安倍内閣の支持率は復党問題のどたばたなどによって下降気味という。おそらくこれは一過性のものであって、次にクリーンヒットを飛ばせば安定しよう。支持率が下がったといっても50%を超えているのだから、あわてる必要はない。

 復党問題は理屈を言い出せば何とでも言えるのだが、政治というのは、ときに理屈を超えた「転換」があって不思議ではない世界である。

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コメント

平沼先生、頑張って下さい

 全く今回の復党劇は、後味の悪い三文芝居そのものでした。中川幹事長は安部総理の代わりに悪役を買ってでたのでしょうか。安部総理はもっと表に出て、リーダーシップを発揮して欲しかったです。小泉さんのおかげで総理になれた恩義を感じ遠慮があるようですが、そんなもの一日も早く断ち切るべきです。
 誓約書を提出した他の11名の先生方には少し失望しました。12名揃って誓約書拒否すれば、近々の復党はかなわずとも参議院選挙を前にすれば、必ず党の方からハードルを下げてきますよ。自民党公認なしで選挙区当選の実力は、比例代表で入れてもらった小泉チルドレンとは比べようもありません。
 いずれにせよ、平沼先生、頑張って下さい。


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…………………………………………………………………………

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…………………………………………………………………………

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……………………………………………………………………………

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……………………………………………………………………………

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●外国人参政権に反対する意見書採択について

反対決議は362市町村議会(H22年9月1日現在)

慎重議員署名4071名・535議会(同年9月1日現在)

慎重首長署名568自治体(7県知事221市区340町村長・同年9月1日現在)

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尖閣諸島上陸許可要望議員署名


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