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ナチス・ドイツ: アドルフ・ヒトラーをドイツの「Führer(指導者)」とすることが、国民投票の圧倒的多数(89.93%)で承認される。

今日は何の日 8月19日 1934(昭和9)年 - ナチス・ドイツ: アドルフ・ヒトラーをドイツの「Führer(指導者)」とすることが、国民投票の圧倒的多数(89.93%)で承認される。

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ドイツは第一次世界大戦後のパリ講和会議で巨額の賠償金を課せられ、激しい物価高に見舞われ、国民の不安が高まった。

やがてヒトラーがナチスを率いて登場し、民族の栄光の回復をスローガンに掲げると、国民は熱狂的に彼を支援するようになる。

ナチスは1929年に始まった世界大恐慌による国内の混乱の中で、1932年の総選挙で第一党に躍進した。

翌1933年(昭和8年)1月、ヒトラーは首相に就任し、合法的手段によって政権を獲得、同年3月、国会で「全権委任法」を可決成立させ独裁権を獲得した。

翌年には大統領をも兼任する形で総統に就任、ドイツ第三帝国を成立させた。

その後、ヒトラーはスペイン内戦へ介入、オーストリアやチェコスロヴァキアの併合などを行い、1939年、ポーランド侵攻から第二次世界大戦へと突入する。

1934年8月1日、パウル・フォン・ヒンデンブルク大統領が危篤になると、ヒトラー首相は「ドイツ国および国民の国家元首に関する法律」を制定した。この法律の第1条には、ヒンデンブルクの死後に

ドイツ国大統領の官職はドイツ国首相の官職と統合される。それにより、ドイツ国大統領の従来の権限は、指導者兼ドイツ国首相であるアドルフ・ヒトラー (der Führer und Reichskanzler Adolf Hitler) に委譲される。彼は自らの代理人を定めるものとする

とあり、単に首相職と大統領職の統合だけではなく、大統領の権限は「(Führer und Reichskanzler である)アドルフ・ヒトラー」個人に委譲されるというものであった。

これにより、国家の枠外にあり、国家を超えるFührerが国家の上に立ち、憲法体制を支配するという体制が完成した。この手続きは、8月2日のヒンデンブルクの死とともに発効した。

8月3日、ヒトラーは、この措置の正統性を問う、民族投票(ドイツ語版)を行うことを公布した。

この民族投票自体は、総統官邸長官ハンス・ハインリヒ・ラマースが全く不必要な措置としているように、

ヒトラーの法的地位に関して影響を及ぼすものではなかったが、ヒトラーは「ドイツ国の新たな憲法体制を生み出す権限を、先に私に与えられた全権から導き出すことを拒否しなければならない。

否、それは民族自らが決定するものでなければならない」として、自らの地位を民族からの委託に基づくものであることを示そうとした。

またこの日の声明で「ライヒ大統領」の称号は偉大なるヒンデンブルクと不可分になったとして、みずからは公私ともに従前通り「Führer und Reichskanzler)」と呼ばれることを望むとした。

8月19日に行われた投票は、投票率は95.7%、うち89.9%が賛成票を投じ、ヒトラーの地位は盤石なものとなった。

翌日、ヒトラーは「ドイツ国は今日ナチス党の手の中にある」「民族同胞諸君の投票により全世界に向かって国家と運動の統一が表明されたのだ」という布告を一切の肩書き無しで行った。

この「指導者兼ライヒ首相アドルフ・ヒトラー」という称号は、文字どおり、アドルフ・ヒトラーの人格を介した運動と国家の結合という、前例のないものであった。

ヴァイマル共和国すべての大統領府長官をつとめたオットー・マイスナーは「今回の立法措置により、指導者 (Führer) は「国家の機関 (Staatsorgan)」となり、また「国家の人格 (Staatspersönlichkeit))」となった」と主張している。

一方で内務省次官ヴィルヘルム・シュトゥッカートは「指導者(Führer)の官職は国家法的に何か全く新しいものである」とし、「独裁者でも、絶対君主でもない。

彼はまた立憲君主や大統領とも比較可能なものではない」としているが、法学者ハインリヒ・トリーペル(ドイツ語版)は「指導者は通常の法律用語の意味で官職を有するものではない」とし、ラインハルト・ヘーン(ドイツ語版)もまた「指導者 (Führer) と官職の保持者は本質的に異なるものである」とした。

ヒトラー自身は「10年もすれば『総統』(Führer) という呼称は非人格的性格を持つようになるだろう」「『首相』の代わりの公式名として『総統』という称号を使うことになっても私はいっこうにかまわない」

「つまらない人間が組織の『長』に選ばれることはありうるが、誰にでも総統の称号がふさわしいわけではない」と、通常の官職と同一視していない。

このように「Führer」に対する見解が分かれているのは、「Führer」やその権限を定義する法律が最後まで成立しなかったことにある。

これ以降、Führerの使用が浸透すると、首相の称号は重視されなくなり、1939年8月以降、公文書では単にder Führer と表記することが通例となった。

その後、ヒトラー自身は単に名前を署名するだけで、肩書を付けることもなくなっていった。ヒトラーに対しても「総統」「我が総統」の呼びかけが用いられ、ヒトラーが三人称で呼びかけられることはなくなった。

1941年と1942年に開かれた冬季救済事業の開幕式でヒトラーは「神は、1933年1月30日、私に対しライヒの指導を委託した」と演説し、ヒンデンブルクやドイツ民族がFührerの権限の源泉であるとは主張しなくなっていた。

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■憲法改正の早期実現を求める国会議員署名について

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■憲法改正の早期実現を求める意見書採択について

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コメント

強制収容所、ポプラ並木が美しい

ドイツ緑の党がAfDに合流したりして

No title

日本人はそろそろいい加減、日本とドイツは似てるとかドイツが好きとかいう幻想から目覚めるべき。現在のドイツ政府の圧倒的に中国よりな姿勢だけでなく、日独伊三国同盟の頃でさえ日本人を黄色いサル扱いしてたドイツ人の精神構造は変わっていない。


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