伊藤博文の「日の丸演説」
今日は祝日の一つ、建国記念日であった。午前中街に出てみたが、殆ど日の丸を目にすることはなかった。戦前の祝日風景を、当時、筆者は小学生であったが良く覚えている。
各家の軒先に日の丸の旗がゆれており、青空を背景に鮮やかな日の丸が子供心にも清清しく、気持ちが洗われる気分であったのを今でも懐かしく思い出す。現在、筆者は400戸あまりの集合住宅に住んでいるが、祝日に日の丸が掲げられるのは残念ながら我が家1軒しかない。
何故このようになったのか、振り返ってみると敗戦後GHQ(註)による日の丸掲揚の禁止がある。
各家の軒先に日の丸の旗がゆれており、青空を背景に鮮やかな日の丸が子供心にも清清しく、気持ちが洗われる気分であったのを今でも懐かしく思い出す。現在、筆者は400戸あまりの集合住宅に住んでいるが、祝日に日の丸が掲げられるのは残念ながら我が家1軒しかない。
何故このようになったのか、振り返ってみると敗戦後GHQ(註)による日の丸掲揚の禁止がある。
この規制はやがて撤廃されるが、当時の左翼政党、マスコミ、進歩的文化人たちが「日の丸は日本軍国主義・侵略の象徴である」と主張し、日の丸復活を阻止したのである。そして一般の国民も何故か日の丸に対し腰が引け、あえてこの風潮に立ち向かい日の丸を掲揚しようとはしなかった。
それでも信念を持って日の丸を掲揚すると、右翼と白い目を向けられる羽目になったし、その傾向は今でも続いているようである。祝日に国旗を掲げて祝うという世界の常識に反し、何か後ろめたいことのように感じるのではないか。
そのため日の丸掲揚には何となく踏み出せないのが現状であろう。集合住宅の場合、日の丸掲揚が物理的に難しいという一面もある。
(旗を掲げるような設計にはなっていないのが現実である)
そのような現実もあるが一方、国際的なスポーツの場では、一般の国民も日の丸に対する偏見はないようである。
ワールドサッカーやワールドベースボールで日本が勝つと、観衆は日の丸を振って大喜びするのである。テレビを見ている一般国民も素直に日の丸を見て、誇らしい気持ちとなり日本の勝利を喜ぶのである。
思い返すと、国民の意識が変わり始めたのは、あるひとつの事件だったのではないかと思う。
その事件というのは、東京のある小学校で教師に唆された子供達が、祝日に学校で日の丸を掲げた校長を土下座させ、謝罪させた事件である。
年端もいかない子供達が、このような極めて政治的行為に走ったのは、教師の誤った指導以外には考えられない。さすがに、この事件に対する世論は厳しかった。このような世論の後押しもあり、その後、国旗・国歌法案が国会に提出され、可決されることとなった。
これで日本もやっと国旗・国歌に対し、常識が通用する普通の国に戻れたのである。しかし冒頭で述べたように祝日に日の丸を掲げる家は殆どないのが現状である。
話は変わるが、日の丸に関し胸のすくような話があるのでここで紹介したい。明治4年(1871年)、明治維新に成功し新政府ができてからわずか数年にして、岩倉使節団が欧米に旅立った。
岩倉具視を団長とする明治維新を成し遂げた当時の日本のリーダーたち約50人が1年9ヶ月あまり欧米視察に出かけたのである。その目的は新生国家のデザインを画く旅であり、世界史のどこを見ても国家の形を創る中心人物たちが、このように長期間の視察の旅に出た例は見当たらない。
一行がアメリカを訪問し、サンフランシスコに立ち寄った時のことである。サンフランシスコ市長の歓迎パーテイーにおいて、日本政府の要人が始めて公式の席において英語で演説を行ったのである。これが伊藤博文による有名な「日の丸演説」と呼ばれるものである。
当時団長の岩倉具視はまだちょん髷を結っており、そのような東洋の異人を見ようと物珍しさで集まった約300人のアメリカ人を前にし、伊藤博文は式場に掲げられた日の丸を指差し、次のように言ったと伝えられている。
「現在の日本は地平線から出たばかりの太陽である。暁の雲から出たばかりの太陽は光が弱く、色も薄い。だが、その太陽はやがて中天に達すると、全天に輝きわたる。
これと同じように、日本もまもなく世界に雄飛し、日の丸の旗は尊敬の念をもって世界の人々から見られるようになるだろう」と多分あまり上手でない英語ではあるが、決して臆することなく演説したのである。
さらに続けて日本の政府および国民が熱望していることは、欧米の科学・技術・文明の最高点に達することであると、欧米へのあこがれを謙虚に述べると同時に、一滴の血も流さず成し遂げられた明治維新に触れ、日本の精神的進歩すなわち、「日本のこころ」が物質的進歩を凌駕すると熱弁を奮ったのである。
アメリカの聴衆は、日本人の礼儀正しさや、誇りの高さを知り万雷の拍手をし、しばしそれは鳴りやまなかったと伝えられている。
明治という時代に日本を率いたリーダーたちの偉大さ、誇りの高さに、ただただ感動するばかりである。それに反し現在の日本のリーダーたちは、このような気概があるのか、大いに反省せねばならない。しかし、これはリーダーたちの問題であると済ましてしまう訳にはいかない。リーダーというものは、国民と密接な関係があるはずである。
国民がリーダーを選ぶ民主主義の世の中では、選ばれたリーダーを見ればそれを選んだ国民のレベルがひと目で分かるのである。戦後民主主義と呼ばれる戦後の悪平等の風潮が真に優れたリーダーの養成・選出を阻んでいると考えざるを得ない。
そしてこのままでは、世界に伍して日本が今後生き延びることは出来ないといささか悲観的になるのである。人間には出来不出来があり平等ではない、そこには厳然たる差があると言う人間の本質を認め、いかに優れたリーダーを養成・選出するかそろそろ本気になって考えねばならない。
最後に提案であるが、この伊藤博文と「日の丸演説」の話を是非、次代を担う子供たちに日本の素晴らしさを考えてもらう一助として、教科書に載せるとか、子供向けの本に書いて出版してもらいたいと思う。
さらにNHK初めマスコミも自虐的な報道をやめ、このような元気の出る話をテレビでも流し、新聞にも書いてもらいたいと建国記念日のよき日に切実に思った次第である。
註)GHQ:General Headquarters
大東亜戦争後、連合国が日本占領中に設置した総司令部の略称、対日講和条約発効とともに廃止された。 (文責:大谷)
それでも信念を持って日の丸を掲揚すると、右翼と白い目を向けられる羽目になったし、その傾向は今でも続いているようである。祝日に国旗を掲げて祝うという世界の常識に反し、何か後ろめたいことのように感じるのではないか。
そのため日の丸掲揚には何となく踏み出せないのが現状であろう。集合住宅の場合、日の丸掲揚が物理的に難しいという一面もある。
(旗を掲げるような設計にはなっていないのが現実である)
そのような現実もあるが一方、国際的なスポーツの場では、一般の国民も日の丸に対する偏見はないようである。
ワールドサッカーやワールドベースボールで日本が勝つと、観衆は日の丸を振って大喜びするのである。テレビを見ている一般国民も素直に日の丸を見て、誇らしい気持ちとなり日本の勝利を喜ぶのである。
思い返すと、国民の意識が変わり始めたのは、あるひとつの事件だったのではないかと思う。
その事件というのは、東京のある小学校で教師に唆された子供達が、祝日に学校で日の丸を掲げた校長を土下座させ、謝罪させた事件である。
年端もいかない子供達が、このような極めて政治的行為に走ったのは、教師の誤った指導以外には考えられない。さすがに、この事件に対する世論は厳しかった。このような世論の後押しもあり、その後、国旗・国歌法案が国会に提出され、可決されることとなった。
これで日本もやっと国旗・国歌に対し、常識が通用する普通の国に戻れたのである。しかし冒頭で述べたように祝日に日の丸を掲げる家は殆どないのが現状である。
話は変わるが、日の丸に関し胸のすくような話があるのでここで紹介したい。明治4年(1871年)、明治維新に成功し新政府ができてからわずか数年にして、岩倉使節団が欧米に旅立った。
岩倉具視を団長とする明治維新を成し遂げた当時の日本のリーダーたち約50人が1年9ヶ月あまり欧米視察に出かけたのである。その目的は新生国家のデザインを画く旅であり、世界史のどこを見ても国家の形を創る中心人物たちが、このように長期間の視察の旅に出た例は見当たらない。
一行がアメリカを訪問し、サンフランシスコに立ち寄った時のことである。サンフランシスコ市長の歓迎パーテイーにおいて、日本政府の要人が始めて公式の席において英語で演説を行ったのである。これが伊藤博文による有名な「日の丸演説」と呼ばれるものである。
当時団長の岩倉具視はまだちょん髷を結っており、そのような東洋の異人を見ようと物珍しさで集まった約300人のアメリカ人を前にし、伊藤博文は式場に掲げられた日の丸を指差し、次のように言ったと伝えられている。
「現在の日本は地平線から出たばかりの太陽である。暁の雲から出たばかりの太陽は光が弱く、色も薄い。だが、その太陽はやがて中天に達すると、全天に輝きわたる。
これと同じように、日本もまもなく世界に雄飛し、日の丸の旗は尊敬の念をもって世界の人々から見られるようになるだろう」と多分あまり上手でない英語ではあるが、決して臆することなく演説したのである。
さらに続けて日本の政府および国民が熱望していることは、欧米の科学・技術・文明の最高点に達することであると、欧米へのあこがれを謙虚に述べると同時に、一滴の血も流さず成し遂げられた明治維新に触れ、日本の精神的進歩すなわち、「日本のこころ」が物質的進歩を凌駕すると熱弁を奮ったのである。
アメリカの聴衆は、日本人の礼儀正しさや、誇りの高さを知り万雷の拍手をし、しばしそれは鳴りやまなかったと伝えられている。
明治という時代に日本を率いたリーダーたちの偉大さ、誇りの高さに、ただただ感動するばかりである。それに反し現在の日本のリーダーたちは、このような気概があるのか、大いに反省せねばならない。しかし、これはリーダーたちの問題であると済ましてしまう訳にはいかない。リーダーというものは、国民と密接な関係があるはずである。
国民がリーダーを選ぶ民主主義の世の中では、選ばれたリーダーを見ればそれを選んだ国民のレベルがひと目で分かるのである。戦後民主主義と呼ばれる戦後の悪平等の風潮が真に優れたリーダーの養成・選出を阻んでいると考えざるを得ない。
そしてこのままでは、世界に伍して日本が今後生き延びることは出来ないといささか悲観的になるのである。人間には出来不出来があり平等ではない、そこには厳然たる差があると言う人間の本質を認め、いかに優れたリーダーを養成・選出するかそろそろ本気になって考えねばならない。
最後に提案であるが、この伊藤博文と「日の丸演説」の話を是非、次代を担う子供たちに日本の素晴らしさを考えてもらう一助として、教科書に載せるとか、子供向けの本に書いて出版してもらいたいと思う。
さらにNHK初めマスコミも自虐的な報道をやめ、このような元気の出る話をテレビでも流し、新聞にも書いてもらいたいと建国記念日のよき日に切実に思った次第である。
註)GHQ:General Headquarters
大東亜戦争後、連合国が日本占領中に設置した総司令部の略称、対日講和条約発効とともに廃止された。 (文責:大谷)
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- 日本会議(会長 田久保忠衛・杏林大学名誉教授)は、平成9年5月、各界代表や都道府県代表が参加して設立されました。元気で誇りある国づくりをめざして、超党派の国会議員懇談会(会長 古屋圭司)の皆さんとともに全国で国民運動を推進しています。
このたび、日本会議に所属する全国の地方議員が連携し、地方議会から「誇りある国づくり」を発信するため日本会議地方議員連盟を設立しました。(平成17年3月6日)
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議員会員(年間1万円)には、会員専用サイトを設け、国会の動き、時局問題に対する見解、全国地方議会の動きなど国民運動情報を提供します。
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■設立趣意書
戦後わが国は、日本の弱体化を企図した占領政策の桎梏から抜け出せないまま、外交、防衛、教育、文化などの国の根幹にかかわる基本問題について、多くの病弊を抱えたまま今日に至っている。
近年、新教育基本法の制定、国民投票法案の成立、さらには防衛賞昇格など、戦後体制を脱却する動きは注目すべきである。しかしながら、その潮流はまだ大きなものとはなっていない。
この時にあたり、今こそ発言し行動する真正保守の結集が問われている。ここに志しある地方議員は「誇りある国づくり」をめざす日本会議と連携し、地方議会よりその動きを起こし、日本の国柄に基づく新憲法制定へ向け日本会議首都圏地方議員懇談会を設立する。
全国の良識ある地方議員が我々の趣旨に賛同され、あまたの先人が築いてこられた、この祖国日本を再建するため、我々は、下記の基本方針を掲げて献身することを誓うものである。
(平成十九年十月六日)
〈基本方針〉
1、皇室を尊び、伝統文化を尊重し「誇りある日本」の国づくりをめざす。
2、わが国の国柄に基づいた「新憲法」「新教育基本法」を提唱し、この制定をめざす。
3、独立国家の主権と名誉を守る外交と安全保障を実現する。
4、祖国への誇りと愛情をもった青少年の健全育成へ向け、教育改革に取り組む。
私たちはめざします。
全国に3000名議員集団を!
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①改正された教育基本法に基づき、国旗国歌、日教組、偏向教科書問題など、教育改革に取り組みます。
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地方議会にて43都道府県 /112市区町村(令和4年5月4日)
■石川、熊本、愛媛、千葉、香川、富山、兵庫、鹿児島、群馬、栃木、岡山、大分、宮城、山形、高知、佐賀、埼玉、山口、長崎、宮崎、和歌山、岐阜、神奈川、大阪、福井、京都、茨城、東京、徳島、静岡、新潟、秋田、山梨、福岡、滋賀、長野、福島、北海道、島根、鳥取、青森、奈良、広島
【北海道1】恵庭市【東北3】 三沢市、野辺地町(青森県➋) 二本松市(福島県❶)【関東32】 常総市(茨城県➊)/千葉市、酒々井町(千葉県➋)/久喜市、三芳町(埼玉県➋)/荒川区 中野区、目黒区、足立区、日野市、府中市、町田市、調布市、狛江市、小笠原村 (東京都➓)/横浜市 藤沢市 茅ケ崎市 逗子市 大和市 海老名市 座間市 秦野市 伊勢原市 厚木市 横須賀市 愛川町 寒川町 川崎市 平塚市 小田原市 箱根町(神奈川県⑰)【北陸8】舟橋村 立山町 入善町 滑川市 富山市(富山県➎)/羽昨市 七尾市 内灘町(石川県➌)【東海2】坂祝町(岐阜県❶) 飯島町(長野県➊)【近畿7】綾部市、伊根町、与謝野町(京都府➌)/大阪市 和泉市・貝塚市(大阪府➌)/田原本町(奈良県➊)【中国 1】 岩国市(山口県) 【四国 4】 松山市・今治市・四国中央市・東温市(愛媛県❹)【九州 46】 川崎町 遠賀町 大川市 篠栗町 芦屋町 行橋市 春日市 糸島市 大木町 北九州市 柳川市 福岡市 大野城市 大牟田市 久留米市 筑紫野市 那珂川市 八女市 新宮町 須恵町 遠賀町 糸田町 大仁町 嘉摩市 宗像市 豊前市 うきは市 飯塚市 直方市 宇美町 東峰村 香春町(福岡㉜)/鳥栖市・神埼市(佐賀県➋)/佐世保市・大村市・対馬市(長崎県➌)/合志市 多良木町 熊本市 八代市 玉名市 荒尾市 菊地市 天草市 菊陽町(熊本県➒)
辺野古移設賛同 地方議員署名
■現在署名数 1812名(231議会)
私たちのめざす 方針と活動
一、新教育基本法に基づいた教育改革と教科書採択を推進する
一、議場への国旗掲揚を推進し、地方から誇りある国づくりを提唱する
一、議会否定につながる自治基本条例を阻止し、議会活動を活性化する
一、ジェンダー思想を相対化する、家族の絆を守る運動を推進する
一、時局問題への対応を敏速に行う
一、研修会、講演会を開催し、会員相互の見識と親睦を深める
一、全国に3千名の地方議員ネットワークを形成する
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■【人権救済法案問題】
●人権侵害救済法案に反対する意見書案
※人権侵害救済法案の問題点について
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■【自治基本条例問題】
●議会否定につながる自治基本条例の阻止を
①自治基本条例の問題点について
②外国人に対する住民投票権の付与について
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■【議場の国旗掲揚推進】
●地方議会議場での国旗掲揚について
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■【外国人参政権問題】
●外国人参政権に反対する意見書採択について
①反対決議は362市町村議会(H22年9月1日現在)
②慎重議員署名4071名・535議会(同年9月1日現在)
③慎重首長署名568自治体(7県知事221市区340町村長・同年9月1日現在)
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