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日蓮―千葉県の生んだ偉人について

 先月、衛星放送の日本文化チャンネル桜で、名越二荒之助先生の桜塾の番組が2週に亘って放映された。タイトルは「教科書で教えたい千葉県の歴史遺産」で桜塾の通算99,100回目の区切りの放映であった。この中で千葉県の生んだ偉人の一人として、日蓮が取り上げられた。

何故、日蓮なのかと言う疑問もあろうが、明治時代の著名な思想家内村鑑三が「代表的日本人」という著書の中で、代表的日本人5人のうちの一人に、日蓮をあげているのはよく知られている事である。

 内村鑑三は何故日蓮を選んだのであろうか。その疑問について考える前に、この5人の代表的日本人について簡単に触れてみる。その5人とは西郷隆盛(軍人)上杉鷹山(政治家)二宮尊徳(農民)中江藤樹(教育者)日蓮(宗教家)であり、広く各界から選ばれている。

かって、ケネデイー大統領が来日し記者会見の折に、尊敬する人物は誰かという質問がなされた。それに対しケネデイーは上杉鷹山の名をあげたので、質問した日本人記者が驚いたという逸話を思いだす。「代表的日本人」は初めから外国人に読んでもらうよう、英文で書かれたのであるから、ケネデイーが読んだとしても不思議はない。 宗教家に関していえば日本には行基、空海、最澄、法然、親鸞、道元等数多くの名僧がいたにもかかわらず、内村鑑三は何故日蓮を選んだのであろうか。そこには何か必然的な理由があるものと思う。以下、その理由について考えて見る。

 内村鑑三は明治の初め新渡部稲造等と共に、北海道の札幌農学校でクラーク博士の下で学び、それ以後アメリカに渡っている。渡米してから、彼らはキリスト教という巨大な宗教に直面し、どのように考えどのように行動したのか、その軌跡が内村鑑三の「代表的日本人」であり、新渡部稲造の「武士道」だったとも考えられる。新渡部稲造は「武士道」の序文の中で、外国人から日本の学校における宗教教育について質問され「日本では宗教教育はない」と答えたところ、非常に驚かれたという話を書いている。筆者もコンサルタントとして海外に出かけていた頃、ある国で入国調書に宗教の欄があった。先輩から事前に、無宗教と書く日本人が多いが、無宗教と書くと人間と見なされない、是非、仏教と書くべきだと教えられたことを思い出すのである。彼らにとって人間と動物の違いは宗教を持つか持たぬかで、人間であるためには宗教は絶対欠くべからざるものだという。それは人間として必要な道徳教育を宗教を通じて行うためであろう。新渡部稲造は学校で道徳を教えられなかったが、小さい頃から正邪善悪の観念を武士道を通じて学んだことを思い出し、外国人に説明したのである。それがきっかけで、この「武士道」という名著が生まれたのである。
 内村鑑三の場合はどうであったのか。彼も新渡部稲造と同じく、キリスト教という巨大な宗教に出会い、「日本人はキリスト教を『蒸気機関と共に』受け入れるべきではない」と言っている。彼が言いたかったことは欧米キリスト教会の宗教に日本人が直面した時、その魂を欧米の宗教的伝統の権威の下に奴隷たらしめてよいのかと言う疑問であった。その疑問が「代表的日本人」執筆の根源的な動機だったことは否定できない。しかしその外にも、日本人は西洋人とは違うのだ、その違いを彼らに説明し日本を弁護する意図もあったと考えられる。日本の精神的遺産を尊重すると共に日本人の精神的独立を尊重せねばならぬとし、著者は次のように言っている。「世界に向けて紹介すべき日本は、西欧と接触した時、忽ち征服せられるものでなく『自己のものと称する特殊なものを持つ存在』であるべし、そして西洋人に対して弁護せられるべき日本人は『西洋の知恵』によって自己の精神を奪われないような純粋な日本人でなければならぬ」 彼が日本と西洋という二つの精神文明の中でもがき苦しんだことが次の文章からも読み取れる。「私の尊ぶ二つのJ、その一つはJesusのJであり、もう一つはJapanの Jであります。本書は第二のJに対して私の義務の幾分かを尽くしたものであります」と書いている。

 内村鑑三が数多くの優れた宗教家の中から日蓮を選んだのは、日蓮の考え・行動に共感するものがあったからではないかと推測する。彼は既存のキリスト教会に疑問を持ち、キリスト教の中でも異質なクエーカー教徒となり、無教会主義を日本に持ち帰ったのである。日蓮がそれまでの既存の仏教に疑問を持ち、自ら考え日本人の仏教として日蓮宗を提唱し、さらにあらゆる迫害にも耐えその信念・信仰を貫いたことへの篤い共感があったのであろう。

 UNK通信第83号でご紹介したが、伊藤博文も日本の伝統的精神文明の素晴らしさを、堂々と外国人に対して主張している。内村鑑三も欧米の物質文明の素晴らしさは認めつつ、それでも蒸気機関(物質文明)と共にキリスト教(精神文明)を日本人は受け入れるべきではない、欧米と接触した時、自己のものと称する特殊なもの即ち日本文明を堅持した存在であるべしと繰り返し述べているのである。最近、世界は日本文明特に日本の精神文明に非常に関心を示してきている。「もったいない」とか「可愛い」「萌え」などという言葉が日本語のまま世界で通用するようになっている。ということは日本以外ではそのような概念が社会で一般的に通用していなかったということであり、そのような概念は日本に特有のものではあるが、彼らにとっても新鮮で素晴らしいもので共感を覚え始めたということであろう。我々は日本の精神文明に自信を持ち、誇りを持つべきである。大東亜戦争の敗戦により日本の伝統的精神文明が劣ったものとされ、省みられることなく見捨てられて60数年経過したのである。そして現在日本社会は荒涼たる荒野の如き状態である。それは戦後の日本社会がアメリカの占領政策をひたすら遵守し、それから逸脱しまいといじましい努力をし、素晴らしい伝統的日本の精神文明を軽んじてきた付けとも言えよう。自分の頭で考え、迫害を恐れず、信念に基づいて行動した、われ等郷土の先輩・日蓮を良き手本として、そろそろ我々日本人も目を覚まさなければと思う次第である。 
    
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私たちのめざす 方針と活動



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一、研修会、講演会を開催し、会員相互の見識と親睦を深める

一、全国に3千名の地方議員ネットワークを形成する

…………………………………………………………………………

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※人権侵害救済法案の問題点について

…………………………………………………………………………

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①自治基本条例の問題点について

②外国人に対する住民投票権の付与について

……………………………………………………………………………

■【議場の国旗掲揚推進】
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……………………………………………………………………………

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反対決議は362市町村議会(H22年9月1日現在)

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慎重首長署名568自治体(7県知事221市区340町村長・同年9月1日現在)

………………………………………………………………………………

 

尖閣諸島上陸許可要望議員署名


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