FC2ブログ
02 月<< 2020年03 月  12345678910111213141516171819202122232425262728293031  >>04 月
 

【櫻井よしこ 美しき勁き国へ】オバマ大統領の不決断と中露の脅威に向き合うためには今こそ…

【櫻井よしこ 美しき勁き国へ】オバマ大統領の不決断と中露の脅威に向き合うためには今こそ…

pho_sakurai.jpg

 オバマ米大統領の不決断が国際社会の混沌(こんとん)を深める中、日本の果たすべき役割がかつてなく明確に示されている。

 軍事大国にならずとも、自国の領土と国民を基本的に日本政府が守る体制を作り上げ、真の自立国としての基盤を過不足なく整えることに他ならない。国際社会にただ一国、国際法にかなった国軍を持たず、力で膨張する中露の脅威に目をつぶることをやめ、速やかに憲法を改正するのだ。そうして初めて私たちは国際法、自由、民主主義の価値観を掲げて国際社会に貢献するまっとうな力と資格を手にできる。長い歴史で培った穏やかな文明を介して世界に大きく貢献できるはずだ。

 内外の情勢はあらゆる面でいまが憲法改正の好機であることを示している。衆参両院で3分の2を超える改憲勢力が結集できる状態が戦後初めて生まれている。憲法改正を党是とする自民党に、これは天が与えた好機であろう。

 改正の必要性は野党各党の共通認識でもある。昨年11月の衆院憲法審査会では共産党を除く与野党7党が憲法に緊急事態条項を書き込むことに賛成した。今年6月、衆院憲法審査会における参考人選考の信じ難い不手際で状況が一変したとはいえ、審査会で圧倒的多数が一旦は合意したのだ。国益のため、この原点に立ち戻って議論を進めるのが政治家の責務であろう。
安保法制成立までに根拠のない非難が飛び交ったが、法案成立後の政権支持率はどの調査でも回復した。中国やロシアの行動を見て多くの人々は安保法制の必要性を理解しているのだ。

 そうした中、自民党は憲法改正をどう位置づけているのか。安保法制後の政治の優先課題に経済成長を掲げたのは正しいだろう。しかし、憲法はどこに行ったのか。憲法改正を自らの使命としてきた首相の下で、いまの自民党が憲法改正に情熱を抱いているとは、残念だが、思えない。

 先の安保法制の議論でも、憲法改正議論でも自民党は大事な論点を避けていないか。摩擦を恐れて核心に迫る議論を避けるとしたら、国民と心を通わせることは難しい。戦争をする国になると誹謗(ひぼう)されたとき、自民党の憲法改正案を示して反論もできたはずだ。党の試案は9条第一項はほぼそのまま残し、国権の発動としての戦争を放棄し、武力による威嚇および武力の行使はしないと明記している。

 日本は、軍事力で恫喝(どうかつ)し国際紛争を解決する国でも、戦争を目指す国でもないと断言しているではないか。

そのうえで、第二項で自衛権の発動を認めているが、それは攻撃された場合に国民を守る権利であり、戦争を仕掛けることとは全く違う。

 この改正試案を3年も前から発表している党として、自民党はなぜもっと声を大にして国民を説得しないのか。

 民間の私たちは、「美しい日本の憲法をつくる国民の会」を昨年10月に結成した。全47都道府県で憲法改正を進める県民の会が設立された。31の都府県議会は憲法改正を求める決議を行い、400万人を超える人々が憲法改正請願の署名に応じた。この民間の熱意に、自民党は応えているか。

 国際社会の緊迫状況を見れば、現行憲法で国民の命は守れないのは明らかだ。

 オバマ大統領は10月15日、2016年末までに完了予定だったアフガニスタンからの米軍撤退を断念し、17年1月以降も5500人規模の部隊を駐留させると発表した。続いて10月27日には南シナ海のスービ礁に築いた中国人工島の12カイリ内にイージス艦「ラッセン」を航行させた。3日後の30日には、イスラム教スンニ派過激組織との戦いで反体制派を支援するため50人規模の特殊部隊をシリアに派遣すると発表した。

いずれも世界秩序維持に向けた前向きの姿勢に見えなくもない。だが、実態は大統領の迷いと長期戦略の欠如を表しているにすぎない。

 大統領は多大な犠牲を伴う陸上戦を嫌い、陸軍の38万体制への絞り込みも検討されている。その場合、海兵隊18万人を加えても、米陸軍は中国、北朝鮮、韓国、インドよりも小規模になる。

 今後米軍は南シナ海で「数週間」航行を継続するというが、中国は決して南シナ海を諦めず米軍が監視を緩めた途端に彼らは南シナ海の領有権をさらに不動のものとするだろう。人工島は南シナ海を中国の海とする海軍基地となり、日本も米国もその脅威に直面する。

 軍事的なるものを嫌う大統領の「少なすぎる、遅すぎる」決断は、シリアにおいてもロシアとイランの力を強め、米国はアサド大統領を排除するという当初の方針さえ変更を迫られている。

 西の中国、東のロシア、中東ではイランおよびシリアの攻勢にたじろぐ状況を米国自らが作り出している。そんな状況下で南シナ海でも東シナ海でも中国が着々と地歩を固めているのである。

そうした中、ハーグの国際司法機関、常設仲裁裁判所が中国の南シナ海領有権主張は国際法違反だと訴えたフィリピンの主張を認めた。中国は裁判自体を認めないが、国際社会はその中国のやり方を認めない。法の支配と諸国との連帯が中国に対峙(たいじ)する鍵である。日本が米国と協力体制を強めながら国際社会の秩序維持に強い力を発揮すべき分野がここにある。

 発言を国際社会に反映させるには、資格と力、つまり国家の基本を成す2大要素、経済力と軍事力の強化が必要だ。後者におけるわが国の決定的な弱点が虚構に満ちた現行憲法である。憲法改正が急がれるゆえんである。(櫻井よし子)
関連記事



■憲法改正の早期実現を求める国会議員署名について

賛同国会議員441名(10月18日現在)

■憲法改正の早期実現を求める意見書採択について

地方議会にて36都府県 /59市区町村

■石川、熊本、愛媛、千葉、香川、富山、兵庫、鹿児島、群馬、栃木、岡山、大分、宮城、山形、高知、佐賀、埼玉、山口、長崎、宮崎、和歌山、岐阜、神奈川、大阪、福井、京都、茨城、東京、徳島、静岡、新潟、秋田、山梨、福岡、滋賀、長野

■【神奈川県】横浜市、川崎市、横須賀市、藤沢市、茅ケ崎市、逗子市、大和市、海老名市、座間市、秦野市、伊勢原市、小田原市、厚木市、愛川町、寒川町、箱根町【東京都】荒川区、小笠原村、日野市、中野区、府中市、町田市、調布市【千葉県】酒々井町【茨城県】常総市【京都府】綾部市【石川県】羽昨市、七尾市、内灘町【富山県】舟橋村、立山町、入善町、滑川市、富山市【大阪府】大阪市、和泉市【奈良県】田原本町【愛媛県】松山市、今治市、四国中央市【福岡県】福岡市、北九州市、川崎町、遠賀町、大川市、篠栗町、芦屋町、行橋市、春日市、糸島市、大木町、柳川市、【佐賀県】鳥栖市、佐賀市【長崎県】佐世保市、大村市、対馬市【熊本県】合志市、多良木町、菊陽町で可決


■本会FACEBOOK■

憲法改正を実現する1,000万人ネットワーク 美しい日本の憲法をつくる国民の会

美しい日本の憲法をつくる国民の会結成 http://prideofjapan.blog10.fc2.com/blog-entry-6361.html


■日本会議の動画を見る■
●日本会議のyoutubeを見る
■日本会議書籍コーナー■

コメント



 編集・削除ができます。
 管理者にだけ表示を許可する
 

最近の記事

プロフィール

日本会議地方議員連盟

  • Author:日本会議地方議員連盟
  •  日本会議(会長 三好達元最高裁長官)は、平成9年5月、各界代表や都道府県代表が参加して設立されました。元気で誇りある国づくりをめざして、超党派の国会議員懇談会(会長 平沼赳夫前経済産業大臣)の皆さんとともに全国で国民運動を推進しています。

     このたび、日本会議に所属する全国の地方議員が連携し、地方議会から「誇りある国づくり」を発信するため日本会議地方議員連盟を設立しました。(平成17年3月6日)

     議員連盟では、外交、防衛、教育、文化などの国の根幹に関わる基本問題に連携してとりくむネットワーク作りを進め、「憲法・教基法」の改正をめざします。

     議員会員(年間1万円)には、会員専用サイトを設け、国会の動き、時局問題に対する見解、全国地方議会の動きなど国民運動情報を提供します。
    皆さんどうぞご入会ください。

    入会はこちらから

     ●日本会議地方議員連盟へのご入会の案内20070112155311.jpg

    ■設立趣意書

     戦後わが国は、日本の弱体化を企図した占領政策の桎梏から抜け出せないまま、外交、防衛、教育、文化などの国の根幹にかかわる基本問題について、多くの病弊を抱えたまま今日に至っている。

     近年、新教育基本法の制定、国民投票法案の成立、さらには防衛賞昇格など、戦後体制を脱却する動きは注目すべきである。しかしながら、その潮流はまだ大きなものとはなっていない。

     この時にあたり、今こそ発言し行動する真正保守の結集が問われている。ここに志しある地方議員は「誇りある国づくり」をめざす日本会議と連携し、地方議会よりその動きを起こし、日本の国柄に基づく新憲法制定へ向け日本会議首都圏地方議員懇談会を設立する。

     全国の良識ある地方議員が我々の趣旨に賛同され、あまたの先人が築いてこられた、この祖国日本を再建するため、我々は、下記の基本方針を掲げて献身することを誓うものである。

        (平成十九年十月六日)

    〈基本方針〉
      
    1、皇室を尊び、伝統文化を尊重し「誇りある日本」の国づくりをめざす。

    2、わが国の国柄に基づいた「新憲法」「新教育基本法」を提唱し、この制定をめざす。

    3、独立国家の主権と名誉を守る外交と安全保障を実現する。

    4、祖国への誇りと愛情をもった青少年の健全育成へ向け、教育改革に取り組む。

    私たちはめざします。
    全国に3000名議員集団を!

    「誇りある国づくり」を掲げ、皇室・憲法・防衛・教育等の課題に取り組みむ日本会議と連携し、地方議会を拠点に、次のような運動を推進します。

    ①改正された教育基本法に基づき、国旗国歌、日教組、偏向教科書問題など、教育改革に取り組みます。

    ②青少年の健全育成や、ジェンダーフリー思想から家族の絆を守る運動を推進します。

    ③議会制度を破壊しかねない自治基本条例への反対など保守の良識を地方行政に働きかけます。

    【役員紹介】

    役員一覧

カテゴリー

ブログランキング


閲覧者数平成19年8月15日カウンター設置
現在の閲覧者数: banner.gif←他サイトも参照下さい。



憲法改正を実現する1,000万人ネットワーク 美しい日本の憲法をつくる国民の会

憲法改正早期実現国会議員署名


■  422名  (11月21日現在)




憲法改正早期実現意見書採択可決


■36都府県 /59市区町村議会

■石川、熊本、愛媛、千葉、香川、富山、兵庫、鹿児島、群馬、栃木、岡山、大分、宮城、山形、高知、佐賀、埼玉、山口、長崎、宮崎、和歌山、岐阜、神奈川、大阪、福井、京都、茨城、東京、徳島、静岡、新潟、秋田、山梨、福岡、滋賀、長野

■【神奈川県】横浜市、川崎市、横須賀市、藤沢市、茅ケ崎市、逗子市、大和市、海老名市、座間市、秦野市、伊勢原市、小田原市、厚木市、愛川町、寒川町、箱根町【東京都】荒川区、小笠原村、日野市、中野区、府中市、町田市、調布市【千葉県】酒々井町【茨城県】常総市【京都府】綾部市【石川県】羽昨市、七尾市、内灘町【富山県】舟橋村、立山町、入善町、滑川市、富山市【大阪府】大阪市、和泉市【奈良県】田原本町【愛媛県】松山市、今治市、四国中央市【福岡県】福岡市、北九州市、川崎町、遠賀町、大川市、篠栗町、芦屋町、行橋市、春日市、糸島市、大木町、柳川市、【佐賀県】鳥栖市、佐賀市【長崎県】佐世保市、大村市、対馬市【熊本県】合志市、多良木町、菊陽町で可決


辺野古移設賛同  地方議員署名


■現在署名数 1812名(231議会)




私たちのめざす 方針と活動



一、新教育基本法に基づいた教育改革と教科書採択を推進する

一、議場への国旗掲揚を推進し、地方から誇りある国づくりを提唱する

一、議会否定につながる自治基本条例を阻止し、議会活動を活性化する

一、ジェンダー思想を相対化する、家族の絆を守る運動を推進する

一、時局問題への対応を敏速に行う

一、研修会、講演会を開催し、会員相互の見識と親睦を深める

一、全国に3千名の地方議員ネットワークを形成する

…………………………………………………………………………

■【人権救済法案問題】
●人権侵害救済法案に反対する意見書案

※人権侵害救済法案の問題点について

…………………………………………………………………………

■【自治基本条例問題】   
議会否定につながる自治基本条例の阻止を

①自治基本条例の問題点について

②外国人に対する住民投票権の付与について

……………………………………………………………………………

■【議場の国旗掲揚推進】
地方議会議場での国旗掲揚について

……………………………………………………………………………

■【外国人参政権問題】
●外国人参政権に反対する意見書採択について

反対決議は362市町村議会(H22年9月1日現在)

慎重議員署名4071名・535議会(同年9月1日現在)

慎重首長署名568自治体(7県知事221市区340町村長・同年9月1日現在)

………………………………………………………………………………

 

尖閣諸島上陸許可要望議員署名


      ↓
■議員署名用紙

現在 4182名
(387議会)

詳細はこちらをクリック

石垣市長・議長連名のお願い文ご活用下さい
      ↓
●石垣市連名の議員署名のお願い文







 
 
 
 

議会否定の自治基本条例